原爆は二発で終わるはずでなかった?!

アメリカ政治
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反省ばかりする日本人

戦後80年近く経っているというのに、いまだに自虐史観から抜け出せない日本人。

毎年、毎年、終戦記念日になると、どころか、いかに日本が悪かったのかという

反省、反省、反省

のオンパレード。

独立の存続をかけて決死の覚悟で戦ったという歴史をこれだけ曲げて、自分自身をいじめ抜いている国は日本くらいではないだろうか。

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終戦間近に落とされた原爆のことに関しては、少しづつ

「本土上陸作戦におけるアメリカ兵の犠牲を最低限におさめるために仕方なく落とされた」

というアメリカ的見解は嘘であったということが広まりつつある気がしている。

それは広島と長崎ではまったく違う種類の原爆を落としていたことから、人体実験の目的があったことが明らかになっているからだ。(広島はウラン型でテネシー州のオークリッジ研究所で開発され、長崎はプルトニウム型でワシントン州のハンフォード研究所で開発)

だから、どちらも落として実験する必要があった。

しかし、アメリカは本当に二発だけの投下を計画していたのだろうか。。

実はもっと落とそうとしていたのではないだろうか。

日本人が知らない原爆の計画

広島にある原爆記念資料館になる展示にもあるように、原爆目標は「日本」ではなく、市街地に住む労働者、女、子供を含む一般住民の日本人】であったことは以前の記事で書いた。

まだの方はこちらは是非、先にお読みください。必読!日本人が教えられない原爆投下の裏話

また投下理由の一つには、膨大な開発研究費を使ったのに一度も効果を見せていないという国内の批判に対する正当化があった。

そして、もちろんソ連の勢力拡大の抑止という目的もあった。

つまり、費用対効果とアメリカの戦後覇権のために、原爆の威力を世界に見せつけるためにも、日本人が標的になったというわけだ。

だから、元々は

より多く、より大きく、繰り返し投下するというのがアメリカの大方針だったのだ。

終戦の二日前の8月13日に原爆の実務責任者であったハル将軍(本土上陸作戦の責任者で陸軍作戦部参謀長補佐。のちの琉球の総督)とシーマン大佐(マンハッタン計画の最高責任者のグローブス将軍の最側近。グローブス大佐の上司があの陸軍参謀総長のマーシャル将軍)電話会議の記録が残っている。
これはトップシークレット資料だったのが、機密期間の時効が切れて2020年の8月に公開された。

この2人は、6日と9日に落とされた原爆は日本人に絶大な効果を及ぼしたことを確認しながらも、この日にすでに、これから先の原爆投下の予定について話している。

予定はこんな感じだ。

8月19日に3発目投下可能
9月に4.5発目可能
10月には6−8発目可能(10月以降は10日ごとに可能)

トルーマン大統領と会談した駐ワシントンのイギリス公使からイギリスの外務省への電文報告によれば、8月14日の時点で、トルーマン大統領は3発目の原爆の東京への投下を命令する以外に選択肢はないと述べたていた。しかし、その数時間後の午後4時5分、ホワイトハウスは日本の降伏表明を受けたので、終戦になった。

悪魔のような人達

私は広島の原爆資料館には何度も足を運んでいるが、

本当になんて恐ろしいことをしてくれたのだ。。

と怒りと悲しみに打ちひしがれる思いがする。

子供の頃から、なぜ2発?と疑問には思っていた。

そして大人になってから、種類が違っていたことから実験目的だと分かり、女、子供、老人を含む一般人が住む市街地を使って実験をするというその悪魔的な思考に震えがきたのを覚えている。

そして、次々と時効になって公開されていく戦前の資料から、2発どころか、日本が降伏するまで10日ごとでも投下していくという計画がされていたということを知り、筆舌に尽くしがたい思いを抱えている。

アメリカ離れを

しかし、日本人の多くが自虐史観とアメリカ文化にどっぷり浸かり、かつて戦争をしたことさえ知らない(興味がない)若者が増えていくにつれ、このままではいけないという思いがつのる。

アメリカは友好国ではない。

日本を自分たちに良い様に使える駒としか見ていないのだ。

これは民主党でも共和党でも、そう大差がない。

ウクライナの戦争に注目が集まり、それはロシア悪の方にスピンされ、再び日本人は、アメリカが正義でロシアが悪という刷り込みに騙されている。

かつて同胞の日本人(自分達のおじいさん、おばあさん)にあんな残酷なことをしつくした国をよく信頼できるものだな。。と呆れる。

『日本にはしっかりとした信念を持った保守政党が必要だ』

と皆、口を揃えて言うが、まずは政党を支える日本人自身がしっかりとした保守思想を持つことを目指さないと、結局は上に立つ者の言う事を「そうだ、そうだ!」と称賛するだけの単なる烏合の衆になると思う。
そして、称賛しないものは、どんどん切られていきグループは先鋭化していき、ただの金儲け集団になるのが目に見えている。

もっとしっかり物事を見られる日本人が増えて欲しい。
心からそう願う。

【今回は『原爆は二発で終わるはずでなかった?!』について語っていきました。
最後まで読んで下さりありがとうございました。

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