アメリカ人化する日本人:歴史から何を学ぶのか

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現役高校生から「昔の戦争を知って何になるの?」とコメントを頂いた。

正に戦後教育の成果だ。

日本の過去を全て悪としてアメリカに民主化してもらって良い国になったから、前だけ見て歩いておけばよい」と子供たちを教育してきたのが戦後の日本の歴史教育だ。

日本人が先祖代々大事にしてきた過去の全ての事象が自分が生きている現在と繋がっているという感覚をぷっつりと切られた

そのような考え方をする現代日本人を見ていてふと思ったことがある。

「日本人はこのまま行けば本当にアメリカ人の様になってしまうのではないか」

という一抹の不安だ。

アメリカに長く住んでいて、たくさんの現地人と交流してきたが、つくづく過去と断絶して生きる民族は不幸だなと思う事が多い。彼らは自分のルーツもよく分からない人が多い。

今までのかなりの白人系アメリカ人に彼らのルーツや血統について聞いてきたが大体の人がジョークめかして言う言葉がある。

私達は雑種よ

混乱のヨーロッパから命からがら祖国を捨ててアメリカに渡ってきた移民たちの子孫は、自分のひいおじいちゃんの世代になると何処から来たのか分からない人が多い。分かっていてもそう気にしていない。

よく○○系アメリカ人とか言うが、その人達はどちらかと言えば民族教育をしっかりしている国の移民で、そういうコミュニティーを作り守ろうとしている人達だ。

大抵の人はそんなことを深く考えずに「アメリカ人」として誇りを持って生きている。ある意味、過去を白紙にしてこの新大陸の地から新しく始めた人達の子孫でそれに誇りを持っていると言っても良い。

誇りを持っているのだから、個人がとやかく言う事でないが、日本人の私から見たら「自分がどこから来て、どんな血が入っており、ご先祖がどんな生活、文化を大事にしてきて、どんな服を着ていて、どんなものを食べていて」という民族の歴史を知らない人は可哀そうだなと思う。なぜならそれは自分自身に全て繋がる自分のルーツだから。

しかし日本はまだ間に合う。我々はこのようなアメリカ人のような日本人を大量生産してはならない。子供たちには民族の長い歴史 をしっかり教えて繋いでいかなければならない

ある別の学生さんからは「自分の学校の歴史教育が酷い」とまた全く視点の違うコメントも頂いた。それでもこうしてSNSでいくらでも真実を学べる今の学生は幸運だと思う。違和感だけ覚え、なす術が無かった私からしたら羨ましい限りだ。

今も毎日行われる執拗な自虐史観教育を刷り込まれる人達を一人でも少なくする為に私は活動している。だから、学生さんも頑張って欲しい。

目の前の楽しい遊びや友達とのやり取りをするなといっているわけでない。学生のうちにしかできないことはしたら良い。

しかし、自分がどこから生まれ、どこに向かって死んでいくのかということを若いうちから考えることはとても大切だ。

学校の歴史教育で自分のひいおじいちゃんの生き様や歴史を聞いている時に「なんか納得いかないな」と思ったらすぐに調べてみたらよい。真実はすぐそこにあるから。

過去は学ぶべきだ。過去には現代を生き抜く為の大切なものが散りばめられている。

 

 

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