マッカーサー証言を教えられない日本人

国外(外交)政治
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マッカーサー証言とは

渡部昇一先生と言えばマッカーサー証言を思い浮かべる人も多いだろう。

アメリカでは今や全く影の薄い存在のGHQ総司令官ダグラス・マッカーサーだが、日本にとっては最重要人物の一人だ。

アメリカ統治下の最高司令官だった彼がアメリカの軍事合同委員会、、

日本が戦争に突入した理由は列強が行った経済制裁が要因で概ね、国家安全保障の為だった。

はっきりと証言している

これの特筆すべき重要性というのは、マッカーサーが友人や知り合いに自分の家でぽろっと漏らした程度の言葉でなく、軍事合同委員会という最高に厳粛な公の場で数多くの政治家や軍関係者の前で公言しているという事実だ。

勿論、これは日本弁護のために行った証言ではないが、敵国の総大将そう言っていた事くらいのことは我々は知るべきだ。

いまだに教えられる自虐史観

しかし、日本ではどうだろう。

学校では大東亜戦争はただ日本の「侵略戦争」から始まったのだと習う。

資源欲しさのために他国を侵略した帝国主義の悪のように教わる。日本は悪いことをして、多大な被害を他国に強いることになった。

だから謝り続けないといけないのだと

そういう日教組教育の洗脳を小さい頃から受けて、すくすくと育ったエリートはやがて官僚になる。その自虐史観を疑いもせずに信じ外交官になった者は、「先の戦争で多大な迷惑を諸国にかけたという自虐感を背負いながら一貫して謝罪外交をし続ける。

そのことで国益を失い続けて来たのが戦後日本だ。

多くの日本人は違和感がないようだが普通の感覚の外国人は

え?まだ謝っているの?

という感じだ。

そもそも多大な迷惑を諸外国にかけなかった大国など1つもなく日本があの戦争をうために発起しなかったら世界は今だに帝国主義による圧制で自由な国など殆どなく今より酷い状態であることは明白だ

何よりもまず日本が無くなっていただろう。

嘘が広がり続ける世界

今や日本は捏造された問題を国際的に広められ気味の悪い像をポコポコと世界各地に建てられ、反日博物館を建てられ、やられ放題されている。嘘を広められ、国を、そしてご先祖を貶められている。

もう一度言うが、なのだ。

そして殆どが日本発祥虚偽記事や虚偽証言から始まったという。

今や嘘を嘘だというと

「お前は歴史修正主義者だ!」

とレッテルを貼られる事態にまで陥っている。

事の重大性をもっと多くの方に分かって欲しい。

日本人としての気概を取り戻そう

最後に渡部昇一先生が生前、仰っていた言葉の中で私の心に響いたものをご紹介する。

従軍慰安婦、南京大虐殺、昔の日本人なら悔しくて必死になって勉強して相手を論破したと思う。

僕が政府の特命全権大使として南京やワシントンに行ってもいい。あらゆる資料を集めてどんな事でもその場で叩き潰してみせる。

渡部昇一氏のような気概の方が政府に一人でもいたら私は全身全霊応援するだろう

マッカーサー証言原文と対訳

Strategy Against Japan In World War II
第二次世界大戦における対日戦略

昭和26年5月3日、米国議会上院の軍事外交合同委員会で行われた質疑応答の一部

Senator Hickenlooper ヒッケンルーパー上院議員

Question No. 5: Isn’t your proposal for sea and air blockade of Red China the same strategy by which Americans achieved victory over the Japanese in the Pacific?
(5番目の質問です。赤い中国に対しる海と空からの封鎖という貴官の提案は、太平洋において米国が日本に勝利を収めた際の戦略と同じではないですか。)

General MacArthur マッカーサー将軍

Yes, sir.
そうです。

In the Pacific we bypassed them.  We closed in.

太平洋では、米国は日本を迂回しました。そして閉じ込めたのです。

You must understand that Japan had an enormous population of nearly 80 million people, crowded into 4 islands.
日本が抱える八千万人に近い膨大な人口が四つの島に詰め込まれていたということを理解する必要があります。

It was about half a farm population. The other half was engaged in industry.
そのおよそ半分は農業人口であり、残りの半分は工業に従事していました。

Potentially the labor pool in Japan, both in quantity and quality, is as good as anything that I have ever known.
潜在的に、日本における予備労働力は、量的にも質的にも、私が知る限りどこにも劣らぬ優れたものです。

Some place down the line they have discovered what you might call the dignity of labor, that men are happier when they are working and constructing than when they are idling.
いつの頃からか、彼らは労働の尊厳と称すようなものを見出しました。つまり、人間は何もしないでいる時よりも、働いて何かを作っているときの方が幸せだということがわかったのです。

This enormous capacity for work meant that they had to have something to work on.
このように膨大な労働能力が存在するということは、彼らには何か働くための対象が必要なことを意味しました。

They built the factories, they had the labor, but they didn’t have the basic materials.
彼らは、工場を建設し労働力を抱えていましたが、基本的な資材を保有していませんでした。

There is practically nothing indigenous to Japan except the silkworm.
日本には、蚕を除いては国産の資源はほとんど何もありません。

They lack cotton, they lack wool, they lack petroleum products, they lack tin, they lack rubber, they lack a great many other things, all of which was in the Asiatic basin.
彼らには、綿が無く、羊毛が無く、石油製品が無く、スズが無く、ゴムが無く、その他にも多くの資源が欠乏しています。それらすべてのものはアジア海域に存在していたのです。

They feared that if those supplies were cut off, there would be 10 to 12 million people unoccupied in Japan.
これらの供給が断たれた場合には、日本では、一千万人から一千二百万人の失業者が生まれるという恐れがありました。

Their purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security.
したがって、彼らが戦争を始めた目的は、主として安全保障上の必要に迫られてのことだったのです。

また同じ5月3日にマッカーサーは

太平洋において米国が過去百年間に犯した最大の政治的過ちは、共産主義者を中国において強大にさせたことだと私は考える

とも証言していることも追記しておく。

つまり、マッカーサーは戦った敵を誤ったことに日本との戦いの後に気づいたということが分かる。日本が食い止めようと必死だったのが共産主義であったことに後からよく気付いたということだ。

思うに、朝鮮戦争時、勝とうとするマッカーサーにわざと負け戦を命令する本国のアメリカのおかしな動きから分かったのだろう。

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