朝日新聞が様々な詐欺作家と共謀して嘘を戦後、垂れ流してきたことで、慰安婦問題が世界中で一人歩きしていった事は何度もブログでも紹介してきた。
韓国側が反日日本人の協力を得ながら「人権や名誉を傷つけられた」と日本に謝罪と多額の金を求め続ける中、その大々的な嘘の影で名誉を傷つけられた日本人も数多くいた。
それらの多くの方は挙げる声の持って行き場所もなく、失意の中で亡くなられていった。
今のように慰安婦問題の大嘘が周知される前は、日本でも「デマだ」と言おうものなら恐喝や脅しを受けたりし、そもそもSNSのような媒体がなかった頃はそのような小さな声をあげても大きな嘘の波にかき消されてきた。
ネット時代になり、一次資料も閲覧できるようになったこのご時世、今まで泣き寝入りしていた人も声をあげる手段を得たことは喜ばしいことだ。
しかしそれでもまだまだ拡散の必要性を感じる。
そもそもこの問題が日本人という自分自身のアイデンティを傷つけるものになるという感覚を持っている人がまだまだ少ない。
日本では「嘘、デマ」が周知されていても、いまだに「慰安婦問題」は海外輸出され、気味の悪い像は立ち続ける。
今や「ミニ慰安婦像」まで作られどこでも手軽に置ける置き人形として広めようという動きまでもある。
愛知のトリエンナーレでの慰安婦像の展示がなくなったことが話題になり、「またこれか」と思った日本人も多いだろう。しかし彼らはこれからも言い続けて来る。我々が堂々と「嘘やデマを言うな!」とはっきりと叩きつけない限り、止めないだろう。
「嘘やデマを言うな」というからにはこちらも問題の背景を知る必要がある。
これまでも様々な書籍を紹介してきたが、とても興味深い動画に出会ったので、ぜひ見て頂きたい。(悲報:この動画は削除されたようだ、、)
少し古い動画になるが、日本人全員が知っておかなければならない衝撃の事実を淡々とご本人の口から語られている大高未貴さんが行うインタビューだ。
天児都(あまこ くに)さんはご自身も産婦人科でいらっしゃるのだが、彼女のお父様が軍医として慰安婦の健康管理等に関わっていたので、生前たくさんの手記や写真を残しておられた。
それらの写真を朝日新聞が無断で掲載していた話や、韓国の東亜日報が無断で入手していた話、また千田夏光(吉田清治などとも並ぶ慰安婦関係の作家)が彼女の父(麻生徹男氏)が慰安所を設立した張本人であったというようなデマ本を出版した話を語っている。(千田夏光はその後、そのことについて謝罪の手紙を出している)
このインタビューの中で、昨今、話題になっている西早稲田や戦争と女性の人権博物館といった左翼団体の繋がりも見えてくる。
インタビュー中の彼女の言葉でとても印象的だったものをご紹介したい。
「国の名誉に関わるようなことはね、みんなで改めていかないといけないと思います。あまりにも酷い嘘が通っているから。
日本は欧米の植民地を失った国から恨まれているわけです。そして近くの国がまた嘘をいう。ずっと周りに取り囲まれているわけ。
ほんとじゃないことで日本は貶められている。そしてその発信をしている人達が日本の中にいるというのが教育の問題と思う。全部日本初。
日本の若い人達に正しい事実に基づく歴史とか本当のことをきちっと伝えて、もっと胸をはって生きて行って欲しいと思います。
変な間違った歴史を周りが唱えているでしょ。それに対して日本人は信念を持って自分達の正しい歴史をきちっと説明できるくらい勉強しないといけないと思います。」
慰安婦の嘘に当事者の家族として勇気をもって、真っ向から闘い続けてこられた女性からの身に染みるお言葉だ。
軍医であったお父様の麻生徹男さんも生前に一次資料を掲載した本(「上海から上海へ」)を出版しておられるが、天児都さんご自身もどんどん独り歩きしてゆく慰安婦問題に終止符を打ちたいという気持ちで『慰安婦と医療の係わりについて』というご本を出されている。
この本は日本語と英語の対訳で書かれているので「海外で発信できる人にも読んでどんどん反論できるようになって欲しい」という思いで書かれたそうだ。
外国から植え付けられる「贖罪の意識」の洗脳から抜け出して日本人として胸をはって生きていく若者が一人でも多く生まれることを私も願っている。