女性宮家創設に反対した三人の女性議員達:旧宮家の復帰はなぜ議論されない?

皇室
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女性宮家創設に反対した女性国会議員

2017年の夏、突然、日本全国に玉音放送が流された。現上皇陛下の御譲位のお言葉だった。

その直後の国会で、女性宮家創設反対表明たのは、中山恭子議員と松澤議員の女性議員二人のみだったそうだ。

また、女性宮家の付帯決議を組み入れるかどうかをいよいよ起立で示す多数決で決定する時に、一人、座り続けて反対表明したのは有村治子議員のみだった。

左翼は皇統の伝統は男尊女卑だと言って国連に告げ口しに行っているが、反対したのはどの議員も女性議員であったのは興味深い。

旧宮家復帰の選択肢はなぜ議論されない

女性宮家など2000年以上の歴史上に一度として存在しなかったものを突如として作る前に、議論できることがもっとあるのではないだろうか。

GHQにより廃止された旧宮家復帰はその一つだ。

一次資料を徹底的に集めて歴史検証するジャーナリストの水間正憲氏によると、男系天皇候補になる男子は現在60名近くも存在するらしく、その中でも30歳以下の若い男子は30名程も存在するという。

その中には、もしも旧宮家が復帰されることになり、自分達が必要という事で要求されるならばいつでも皇籍復帰するご覚悟がある方々もおられるという。

これは旧宮家同士の集まりに出席できるという我々が持ちえない機会を持つ竹田恒泰氏も触れておられたので、そういうお覚悟の方がおられるというのは確かなのだろう。

しかし、そのことを国民の99%は知らない。知らされていない。

テレビをつければ「皇室の危機」としか言っていないのだから。

また驚くことは、この事実を一般国民はおろか、国会議員にさえもほとんど知らされていないというだ。

この事を聞いた中山恭子議員のような保守系の議員でさえ水間氏の話を受けて

そんな事は全く知らなかったです!

と驚いておられた。

現役の保守の国会議員でさえその様な状態なのだから、多くの日本国民はもちろん夢にも思っていない。

憲法に組み込まれた皇室典範

皇室典範が戦後のGHQ憲法(現日本国憲法)に組み込まれてしまった事は日本にとって、とてつもなく大きな変化だった。

皇室の問題をそう理解も愛着も無い議員やジャーナリストが、国会やテレビで他の政治的問題と同レベルで論じている姿に違和感を覚える人が少ないのは、元を辿れば戦後に変えられてしまった皇室典範の組み込みに起因するのだろう。

また、天皇陛下の御譲位の特例法の記述が「退位」とされ、ご譲位と記載できないのは悔しいことだ。

青山参議院議員によれば、一応、憲法違反にならない様にという理由らしいが、高々70年の占領憲法を2000年以上の伝統より重んじて良いのかと改めて考えるきっかけになった。

作られ続ける造語

この様に、最近は皇室に関する造語がどんどんメディアでも使われているのもとても気になる。

歴史上、一度も存在しなかった皇室言葉があたかも当たり前のようにメディアや新聞で使用されている。

とても気味が悪い。

天皇制、女系天皇、女性宮家、生前退位、皇嗣殿下など、きりがない。

皇室の終わりは日本国の終わり

日本国民にとって脊髄のような存在の皇室の伝統が、我々のあずかり知らぬところで、密かにどんどん破壊されていっている。

皇室の終わりは日本国の終わり

であることを多くの日本人は認識していない。

もっと多くの人にもっと大きな危機として捉えて欲しい。

そんなことを思っていたら、こんな象徴的なツイートが流れてきたのでた、わたしがコメントと共にRTしたものをご紹介したい。

もしこの元ツイートが五毛党のようなチャイナ工作員によるものでなく、多くの日本人の感じるところであるというのなら日本はかなり危機にきているということなのだろう。

 

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