サムライ魂で活躍されたノンフィクション作家の訃報
令和二年は年明けから武漢新型ウイルスの話題一色で染まっていたと言える。
その影響や今や世界中に広がりをみせ、このウイルス騒動が及ぼした人命的、経済的な被害は計り知れない。
この騒動の渦中にありバタバタとしていたためなのか、ある方の訃報を見過ごしていたことに気付いて、愕然としていた昨今だった。
昨今、日本では急速に
長い眠りから目覚めてきた人が増えてきた
グローバリズムの罠に気付いた人が増えてきた
そしてそれに比例して、
【日本を食い尽くそうとする海外勢力から守りたい】
そのように思う人が増えてきたように見える。
今回の世界を同時に襲った武漢肺炎ウイルスのことがきっかけで、
『日本がどれだけチャイナに浸食されているかがわかった!』
とコメントを送って下さる方も多数いる。
パンデミックで日本の危機に気付いた人が増えたというのはある意味、不幸中の幸いであったのかもしれない。
インバウンドの危うさに気付いた人も多くなった。
パンデミックの入国制限で観光客が一気にいなくなったことで、観光に頼る国作りがどれだけ危ういものかに気付いた人も多くなった。
日本はやはりその精巧さでは群を抜き、どの国も追いつけないその物づくり精神を大事にする、そういう産業を国として支援する国作りに復古しないといけないと思い始めている人もかなり増えているようだ。
彼への思いと期待
わたしはかなり前から氏の意見や、学問に対する姿勢、日本を思う真摯な眼差しにとても共感をおぼえていた。
話し方はとても穏やかで、理路整然とされているが、その志は熱いものであることは見ていても、聞いていても分かる。
ノンフィクション作家として世界各地を自分の足で取材し、プロパガンダではなく、自分の目で見える事実のみを追求し、その事実からわかることを是々非々で冷静に、しかし刃鋭く問題の本質に切り込みながら議論できる数少ない気鋭の保守論客でもあったと思う。陰ながら応援していただけにかなりショックを受けている。
氏はこれから益々活躍の舞台を広げていき、どんどんと高齢化が進む保守論客の中では若手として、これから何十年にわたって日本のために役立つ発信をし、牽引していって下さるはずの方だっただけに本当に残念でならない。
今回は氏の言論や鳴らされ続けていた警鐘をわたしなりに残しておきたいと思ったのと、彼の生きた証として、数は少ないといえど氏が残された素晴らしい著書をご紹介しようと思う。
氏の言論や鳴らされ続けていた警鐘は今でも何も変わっていない。
日本がどのようにアメリカにいいように利用されてきたのか、そのために日本が許してしまった構造改革は日本を今でもどう破壊し続けているのかをじっくりと見て行こう。
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