ウクライナ情勢:ロシアを敵視することの危険性

アメリカ政治
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テレビ、新聞、ツイッターでは分からない世界

2022年の年明けからウクライナ東部でまた不穏な動きがあり、在ウクライナのアメリカ大使館が家族を含め関係者に退避勧告を出したことが注目されている。

連日、

『ロシアがウクライナに軍事侵攻することで第三次戦争が始まるのではないか?』

と不安な声がメディアから流され続けている。

いわゆるウクライナ問題。もしくはウクライナ危機。

これは日本の新聞やテレビやツイッターを見ているだけでは、実際に何が起こっているのかを見誤る。

見誤るというか、新聞、テレビ、ツイッターのスポンサーが世の人々に信じてもらいたい方向に誘導されていくという方が正しい言い方かもしれない。

これは以前のオレンジ革命の延長であり、オバマ政権下で一生懸命ネオコンがやっていた工作が、トランプ政権になり(彼らにとっては邪魔をされた形になり)下火になっていたロシアとウクライナの問題をまた盛り上げようとしているのであって、新しい動きでも何でもない。

プーチンを何とかロシアの指導者から引き摺り下ろそうという工作は、アメリカでトランプ大統領を不正でも何でもして引き摺り下ろした理由と根本的には同じだ。

反プーチン派や反トランプ派の人達というのは、強い国家を解体したい人たちだからだ。(日本が狙われたのも同じ理由。そして日本はその罠にずっと嵌められたまま今まで来ている。)

プーチンを権威主義の独裁者だと罵り、チャイナとロシアを中露という言葉で常にくっつけて、二つの国を罵倒するのも印象作戦だ。

バイデンも

『チャイナとロシアを権威主義の国々であり、アメリカは民主主義の国として対抗する。』

という事をいった。(自分は選挙で大きな不正をしておきながら民主主義とは笑わせてくれるが)

チャイナとロシアはその時々で利害が一致する時には協力することあれど、信頼しあうような仲には到底、ならない。だから中露という言葉で一括りにして、まるであの2国が同盟関係にあり、我々のような民主主義の国に挑戦をしているというのはイメージ作戦だ。

親日&反ロシアのウクライナ人の動き

最近、このウクライナ危機に乗じてなのか、ウクライナに住む元モデルという可愛い女の子がツイッターで

『ウクライナをサポートしてください😭』

と自分の写真と共に載せると、その可愛さからか一気にフォロワーが増えた。
しかし、ウクライナ危機と言いながらも、連日、それとは全く関係のない自分の生活の様子を写真と共にたどたどしい日本語でつぶやいている。(彼女の後ろには彼女をプロデュースして稼いでいる日本人夫がいるらしい。)

こういうのをすぐに信じて飛びつく日本人も脳がないというと何というか、、

見ていてため息が出る。

こんな事では日本はダメだな。。。

また、日本のネット界では、とても日本語が流暢なウクライナ人の活躍がめざましい。彼らの主張は必ず「反ロシア」だ。

ウクライナという国はとても複雑な国で、半分はウクライナ派。もう半分はロシア派と分断されているので、どちら側の主張を聞くかで、情勢の見方はかなり変わってくる。

はて、ロシア側で日本語が流暢なウクライナ人で活躍している人はいるのだろうか。

ウクライナでなぜ危機が起こるのか

まず、そこに住んでいる何も知らない一般のウクライナ人がどうかということでなく、ウクライナという国がプーチンを潰すためにソロス率いるネオコン派に利用されている構造に気づかないといけない。

ネオコン派は火薬庫のようなウクライナを使って、ずっとプーチンを挑発してきた歴史を知らないといけない。

これは大東亜戦争において、アメリカの度重なる挑発に耐えかねて真珠湾攻撃をしたことであちら側の罠にはまってしまった日本人なら想像できるはずだ。

プーチンはさすが情報機関出身だけあって、簡単には挑発には乗らないが、これが脳のない主導者の下にあったのなら、とっくの昔にすぐに罠にはまって軍事侵攻をし、大きな戦争となり、揚げ足を取られ、ロシアが攻撃の的となり、解体させられ、あの広大な土地がネオコン率いる国際金融資本の金儲けのための消費の土地として利用されていたことだろう。

2015年の2月に、ドイツのメルケルとフランスのオランドが間を取り持って、ウクライナ東部で停戦合意(当時のウクライナ大統領とプーチンの間)がなされた際、これは世界にとっては良いニュースであるはずなのに、ネオコントップのソロスが何を言っていたか?これが真相の鍵になる。

こんな合意をしてしまったら、自分たちがなぜウクライナ危機を起こしたことが無駄になる。

と文句を言い、ロシアと戦える様にウクライナを軍事支援しろと命令をした。

どちらが戦争を起こそうとしているのか

ウクライナのアメリカの大使館関係者たちに退避命令が出たというニュースを見た時に、多くの人は

「お!ロシアがいよいよ攻撃してくるか‼️」

とロシアに対して、攻撃的な危機感を持つだろう。

しかし、その反対もあり得るとは考えが至らないだろうか?

アメリカ側(ネオコン側)が紛争を仕掛ける予定】という可能性は考えないのだろうか?

プーチンにとっては今、ウクライナに進攻することは何もメリットがない。そしてそれは長い間、ネオコン側の攻撃を受けてきたプーチン自身がよく分かっていることだろうと思う。

しかし、あちらから繰り返し仕掛けてくるから、牽制のためにやっているだけなのに、それをプーチンの一手だけを誇張し、ネオコン側のメディアが一斉に

プーチンが攻撃を仕掛けてきた!!侵略を仕掛けてきた!

と騒いでるだけだとしたら?

その可能性はないとは言えないだろう。

ないとは言えないというより、私はそちらが核心に近いと思っている。

トランプ政権の時のアメリカとロシアの関係は良かった。

それはトランプもプーチンもどちらも同じ勢力から引き摺り下ろされようとしているからと見れば分かりやすい。

第一次ウクライナ危機が、プーチンによって中東危機が制圧されたその年末に起こったことを見ても、プーチンを許せない人たちによるものであることが見えてくる。

ロシアの天然ガスや石油は、ソロス側からしたらとにかく手中に収めたいということはお分かりだろう。

しかし、プーチンが彼らの野望を成就させないようにするから、邪魔で仕方がないのだ。

このことに関しては、2003年の事件を覚えている人もいるだろう。

オルガルヒというユダヤ系の反プーチン財閥が、ロスチャイルドとキッシンジャーと組んで、オープンロシア財団を作り、ロシアの天然資源を西側諸国のメジャーに売り飛ばそうとした事にプーチンが怒り、ホロコフスキーを逮捕してシベリア送りにした事件だ。

トランプ政権の時には停滞していた計画が、今やオバマのパペット政権であるバイデンの下でまた再開しているのだ。

2020年のアメリカの大統領選では、あれだけの不正があったのにも関わらず、大手メディアが総無視して、無視するだけでなく、反対にトランプを総攻撃していたのを目撃していた人達があれだけいたのだから、以前よりも少しは世界を見る目が養われていると期待していたが、可愛いウクライナ女子に甘い言葉をかけられたら、疑いもなくホイホイとフォローしていく日本人を見ていたらとても悲しい気持ちになる。

がんばれ、日本人。

【今回は『ウクライナ情勢:ロシアを敵視することの危険性』について語っていきました。最後まで読んで下さりありがとうございました。

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