もくじ
舵切りしたアメリカの対中政策
アメリカのトランプ政権が対中政策をガンガンと推し進めている。
ペンス副大統領がチャイナ政策に関する演説で、中国脅威論を展開した。
チャイナに対抗していくとはっきりと訴え、アジア歴訪で「自由で開かれたインド太平洋」を支援する考えも示した。
ペンス氏は、
「中国は(トランプとは)別の大統領を望んでいる」と述べ、11月の中間選挙で共和党にとって重要な州に介入していると指摘した。米企業や大学、シンクタンク、ジャーナリストらが中国の工作対象になっているとした。
また軍事面でも、米国から最先端技術を盗み、軍拡に用いているとも非難した。
「西太平洋地域から米国を排除し、同盟国支援を妨げようとしている」と述べ、日米同盟などの分断を図っているとの認識を示した。
今までアメリカがここまではっきりとチャイナの覇権にNOを突き付けたことはない。
アメリカはクリントン・オバマ政権まで親中路線でずっと来ていた。
それはそうすることで金儲けができるグローバリストが政権を裏で操り続けていたからだ。
トランプの対中政治(アメリカ国民のための政治)
トランプ政権になってからMAGA政策(MAKE AMERICA GREAT AGAIN)により、チャイナ内の工場をアメリカに戻すことでアメリカ人の雇用を増大させたり、今まで黙認されてきたチャイナの違法行為を断罪し排除し始めたことで、今までチャイナに支配されていた所を解放していっている。
アメリカはアメリカファースト政策によって雇用が増え、失業率が減り、経済は空前の好景気になった。(武漢ウイルスでまた経済がガタガタになってしまったのはとても残念だが。またこの騒動はトランプ降ろしに使われているとわたしは当初から見ている)
これだけではなく、アメリカ国内の孔子学院は次々と閉鎖命令が出ている。孔子学院がチャイナ共産党の宣伝機関であり、スパイ養成所であることが分かったからだ。
更に日本人にとっても明確に見えるのは大手メディア批判だ。
CNNを「お前らはFAKE NEWSを流す!」と名指しで堂々とCNNの記者を目の前にしても言った大統領は彼が初めてだ。
CNN系のメディアに支配されている日本のメディアはこれをトランプが幼稚だという解釈で批判材料に使っているが、ネット民はこの構造にも既に気付いている人が多い。
しかし、今では親中路線であった人達でさえ、チャイナに騙されたことに気付き始めたようだ。
チャイナが民主化すればまともな国になるだろうと淡い期待を寄せて支援し続けていた人々も、裏切られていたことにようやく気付き始めたらしい。
この対中政策は市民の目にもよく見える形で表れている。
販売製品の7割以上がチャイナ産(私はもっとではないかと思っているが)の大手スーパーのウォルマートの家電売り場では見たこともないくらい棚がすっからかんになっていた時は驚いた。
今まで見ることが殆どなかった「MADE in USA」のロゴも商品に掲載されるようになった。
またロシア脅威論だった周囲のアメリカ人もチャイナ脅威論に傾いていっているのがよく分かる。
日本の対中政策はどうか
さて、ところ変わって日本はどうだろうか。
今回、新型コロナ騒動で親中もしくは媚中の政治家が更に浮彫になったように見える。
日本でもマスク不足が懸念されている中で
「この騒動が終わったら中国に感謝したい」
と意味不明な発言と共に日本の医療マスクを100万枚以上も寄贈した自民党の二階幹事長は正にその頭のようだ。
これだけ日本という国をめちゃくちゃにされてもまだ
「チャイナとは対話が必要だ」
「隣国だから仲良くしないと」
「アメリカから制裁を受けているから助けてあげないと」
と生ぬるいことをしている。
アメリカ政府は孔子学院をスパイ機関と指摘し、閉鎖を要求したというのに、日本国内の孔子学院も勿論、野放しだ。
同盟国のアメリカがここまで本気でチャイナを潰しにかかっているというのに、日本は驚くほど何もしない。
日本の親中派は興味があるのは、今の美味しいチャイナ接待(マネー&ハニー)と自分の老後のことだけなのか??
これらの老人が死んだ後に残るのはチャイナの属国になった日本だ。
ふざけるなと言いたい。