世界遺産の裏側:増える外国人とゴミ

LINEで送る
Bookmark this on Google Bookmarks
Pocket

日本に帰った時に色々な場所に行って思ったことがある。

 

世界遺産が増え過ぎ…

 

どこに行っても観光客でごった返している。今までは静かに参拝できた場所が外国人観光客で埋まっており、歩くこともままならない。

そしてこの観光客は大抵はチャイナ語を大きな声で話しており、何故か大きな荷物をガラガラと引いている。邪魔で仕方がない

どうしてこんなに増えたのかなと思っていると「世界遺産」の大きな看板が目に付く。

彼らは世界遺産を目当てに来ているのだ。

奈良の春日大社に行った時のことだ。駅に降り立った時から外国人でごった返す。参道を歩いている間もずっと周りは外国人(ほとんどがチャイナ人)

皆、写真を撮りまくっているので、写真を撮るだけでも列に並ぶ。団体が多く、横並びに歩く。大きな声で話しながら歩く。ぶつかっても何も言わない。

とりあえずその人達にまぎれて、日本人の私が何故か少々肩身の狭い思いをしながら無事に参拝をすまし、参道の帰り道、世界遺産と彫られた大きな石の近くで少し休憩しようかと道の端に行った。

すると溝の中におぞましいものを見た

これは許せない。これは絶対に許せない。

この写真では分かりづらいかもしれないが、飲み物のカップの下。

使用済みの紙おむつ

「トイレに行かずこんな所でおむつを替えたんだな。。。」と想像するとすごく腹が立った。

神の領域で使用済みの汚物が入った紙おむつを替えた後にすぐ脇の溝に投げ捨てる精神。。

こんな人達なら来てもらわなくても結構と思った。

日本が世界遺産に指定される場所はほとんど宗教的な場所や霊的な場所だ。

本来は静かに訪れるべきところなのにあれでは風情も何もない

しかし、施設は大儲けしていることがよく分かる。

参拝料が取れ、お守りやお札が売れるから寺や神社は潤うし、観光客が来るからその周辺のおみやげ物屋さんもとても繁盛している。飲み物の自販機も良く売れるだろう。最寄り駅周辺も活気づく。

観光客によって日本経済が潤う。だからもっと外国人に来てもらう。

それが今の日本が「観光立国」として舵を切った理由だ。

しかし、それでも私は日本の文化遺産の世界遺産登録に反対だ。

日本人にとっては歴史的に聖地であった場所や日本の美しい文化が金儲けの道具に利用されている姿は見るも無残だ。

あのような状況では日本人の足が遠のいていく。

実際、あれだけごった返しているのに「日本人は私だけ?」という場所がたくさんあった。

日本人が行かないというのも悲しいと思ったが、だから物珍しい外国人を呼び込んでゴミでもなんでも落としていってもいいから金を落としていってもらいたいというのは本末転倒な気がした。

例えば、世界遺産で一番有名な富士山は日本人にとってはかけがえのない霊山。ただの日本一高い山でない。

外国人には理解できない民族の心の糧であり続けてきた。

しかし、世界遺産指定されてからあまりに観光客が増えすぎてゴミのポイ捨てが酷いという。

ただでさえ清掃活動が困難な山の中では自分が出したゴミはきちんと指定の場所に捨てるか、持ち帰ることが基本であるのに、事もあろうに山道をゴミで汚していく人が大量にいるという。その清掃活動に尽力されている山岳活動家が野口健氏だ。

彼は自分が愛する山がゴミで埋まるのが見ていられないと清掃活動として下さっている。

富士山だけではない。日本には霊的で神聖な場所がたくさんあり、神道関係者以外は立ち入り禁止女人禁制の島などもある。

そういうある島が外国人観光客に開かれるという新聞記事を数年前にこちらのアメリカ人に見せてもらったことを思い出した。

ここまでするか。。

と憤りを覚えた。

Related posts