もくじ
家畜化される日本人
2021年からは不幸にも民主党の、しかもあのウクライナとズブズブの関係にあるバイデンが大統領になっているということもあり、現在のアメリカの政権はウクライナ戦争応援📣にまっしぐらになっている。
ということは自動的に米国追随の今の日本政府は言われた通りに、自国の国益などいざ知らずで、同じ様にウクライナの🇺🇦を振っている。
続きを読む: 家畜化される日本人:希望はいずこに?外交上、被害に遭っておられる方々へのお悔やみの言葉をかけるというのは必要なことだが、それをやっているというよりは、日本がどれだけこの戦争を継続するために、また戦後の復興にどれだけ金を出すかということを主張しているようにしか見えない。
日本はやはり故中川昭一さんが生前に言っていたように、
アメリカの【キャッシュディスペンサー】
としての役割を忠実な犬のように守っているだけだった。
隣国であるロシアを完全に敵国認定し、アメリカ側(アメリカの一部といったほうがよいか)にしっぽを振ったは良いものの、結局はより強固になった中露同盟に苦しむことになる日本。
周りが敵だらけだけが、いざとなったらアメリカ様が守ってくれると今でも本気で思っているらしい。
人を支配する時は(動物でも同じ)、家畜化することらしいが、戦後の日本人は家畜化しているという指摘は正にその通りだと思った。
自分の頭で考えず、無料だとか、お得だとかという餌をもらえる所にはほいほいとついていき、ある程度の餌を食べさせてもらいながら、自分がこれでいいのかなどとも考えもせずに生きていく。
そのまったりとした幸せが自分で勝ち取ったものでなくても特に恥ずかしいとも思わない。
実はこの様な依存主義というのが、私が思うよりもはるかに日本には蔓延しているのかもと思う様になった。
今まではそれがよく見えなかったのだが、コロナ、2020年の大統領選で、バッーー!!と隠しきれない勢いでネットにも露呈したのだろうかと考えたりしている。
大きな流れに乗るだけの人達
そして、ウクライナのことだ。
結局は、普段の政治的主張は関係なく、
ロシア悪:ウクライナ善
の偏りすぎた二元論により、世論は日本政府を後押しする形になっていた。
右も左も同じ穴のムジナ
とはよく言うが、本当にそうなんだなと感じざるをえなかった。
あの時に、日本が偏りすぎた立場をとる姿勢に疑問を呈したり、国益にかなわないと危惧していた人達はことごとく陰謀論者だの、親露派だの、ロシアの工作員だのとレッテルを貼られて、バッシングにあっていった。
結局は、「日本の国益を!」と愛国的なことを普段は言っているネットの中の政治アカの多くは、どこかの組織に関係ある人間がやっていたり、自己陶酔感でやっているのかもしれないなと。。と、何だか同志を失った様な、とても寂しいというか、落ち込む気持ちになったのを覚えている。
自分の保身やどこかへの忖度で動いている人ならいざ知らず、(その人達に説得を試みたって意味がない)、本当に世界の流れを知りたいなら、どちらかをひいきめに見るという色眼鏡をはずし、事実は事実として直視することが重要だ。
しかし、その知ってほしくない事実から一生懸命そらそうとするのがマスコミであり、それに繋がる人達なのだから、そこに対抗する人達はこの混沌とした世界の最後の希望だと思っている。
そういう意味でも、
「こんな無駄なウクライナ戦争はすぐにやめさせる!」
と主張しているトランプやロバート・ケネディJRがアメリカの大統領選に出馬するというのは明るい希望だし、あれだけマスコミからバッシングされ、FBIやCIAから無茶苦茶な扱いをされるということは彼らにとってよほど邪魔な存在(つまり我々にとっては大事な存在)なのだとわかる。
既定路線だったウクライナ戦争
さて、話を戻すと、今回のウクライナでの戦争は必要のなかった、そして防ぎようがあったものだった。
何度も言ってきたが、トランプ大統領が退陣せざるを得なくなった時に、すぐに私の頭によぎった不安が、このウクライナのことだった。
バイデン政権は、トランプ政権下では止まっていたこの紛争をまた蒸し返すだろうと予想していたからだ。
予想は的中した。
多くの日本人にとっては2022年に突然、ロシアが狂犬のようにウクライナに侵略してきたように見えただろうし、そしてそういうマスコミの煽りにすぐに乗ってしまったのは、そのずっと前からあの地では、すでに一触即発の状態が続いていたことを知らないからだ。
そして、
「こんなことを(アメリカ主導のNATOが)続けていけば、いずれはロシアは自衛のために怒って立ち上がる。必ず戦争になるからやめるべきだ。」
という真っ当な政治学者の主張を聞いてこなかったからだ。
まず、NATOの東方拡大はアメリカの裏切り行為から始まっている。
ブッシュ(父親の方)政権時に国務長官だったジェイムス・ベーカーは、
「NATOを東に拡大しない!」
宣言したにも関わらず、息子のブッシュJRは、2008年にウクライナをNATOに入れて、米軍をウクライナに進駐させると言い出した。
それを聞いて驚いた、当時、駐露大使をやっていたウィリアム・バーンズ(現CIA長官)は、ホワイトハウスと国務省に報告書を出して
「もしウクライナをNATOの同盟国にし、米軍が進駐することになれば絶対に戦争になる!」
と警告するが、無視。
さらに、2014年に「彼女が現れる所には死人が出る」とまで噂されるビクトリア・ヌーランド(当時は欧州担当の国務次官補で現在は国務次官)が、大統領選挙の時にウクライナに行ってクーデターを実質、裏で主導&組織した。そして組織化されたクーデターにより、選挙で選ばれたヤヌコビッチを引き摺り下ろし、代わりに親米政権(親ネオコン)を据えた。
そのクーデターによって、仕事がしやすくなったペンタゴンとCIAは次の年から、ウクライナの軍を米軍に属する下部組織として着々と育てていっていた。
これはもちろん、将来、ロシアに対して攻撃できる能力をつけさせるためだ。
ロシアからしたらモスクワから程近いところに、米軍が進駐し、爆弾を10数分もあれば届く様な所に配置されるのを見過ごせるわけがない。
そんなことは少し前にソ連とのキューバ危機を経験していたアメリカは百も承知のはずだ。
それでもプーチンには戦争にならないように、フランスやドイツなどを介しながら何度もなんとか抑えてきていた。アメリカや欧州の政治家に対しての公の演説でもプーチン大統領はこの不条理を論理的に何度も訴えてきた。(マスコミは全て無視だが)聞いたことがない人は一度、色眼鏡を外して聞いてみたらどうだろう。同時期のバイデンのスピーチと聴き比べても面白いかもしれない。
しかし、恨みや、底なしの欲望のある人間が政府を動かせると言うのは恐ろしいものだ。
様々な政治学者や政府内の心ある助言など関係なしに、自分達の都合で戦争を起こして、突っ込んでいき、どれだけ犠牲者が出ようが、おかまいなし。
停戦しようとするものには邪魔をし、時には●しながらも、自分達は平和の使徒であるかのふりをしながら戦争を続けさせることに余念がないのだから。
陰謀論と言われるDSとはなに?
こういう日本人の道徳からはかけ離れた、欲望の塊の様な人達をDSと一括りにした言葉が最近になって使われる様になった。
しかし、DSという言葉が民間で流行ると同時に、DSという言葉を使うと陰謀論者だと叩く流れも同じように出てきた。もうこの言葉は(DSではなくDEEP STATE)権威ある国際政治学者でも使う言葉であることは指摘しておきたい。
しかも、あまり知られていなが、実は日本でも戦前には「地底政府」という和訳後をつけて新聞にも使われるぐらい一般的には知られていた言葉だったのだ。戦後からはそういう言葉は一切使われなくなった様だが。
DSという言葉の響きが、ニンテンドーDSと重なり、何だか嘘の様な、ゲームのような怪しい匂いを醸し出しているのがいまいち社会に浸透しない理由なのかもしれないが、別にそんな難しいことでもない。
要は莫大な政治資金を政治家に流すことで政治家の意思決定を操れるような超超スーパー金持ち集団(資本家)や、戦前のトロキスト(ユダヤ人集団)が民主党に行ったり、共和党に行ったり、その時々の政権の内部に寄生しながら影響を及ぼしていくブッシュの頃にネオコンと言われた政治集団であったり、そういう強大な権力を国民には見えにくい形で行使している【民を支配し上に立ちたい欲望集団】をまとめてDSと呼んでいるだけにすぎない。
誰か特定の一人というわけではない。
今回のウクライナ戦争もこのネオコン集団が深く関わっているのはバイデン政権の人事を見れば明らかなことだし、この戦争の裏で大儲けしている人達がいるのも事実だ。
世界というのは、78年間もぬるま湯に浸かり続けてきた日本人には想像もつかないくらい腹黒い人達によって動かされている。
しかし、
「我々、力のない小市民に何ができるのだ?」
と絶望するのでなく、それと立ち向かおうとしている国内や国外の人達の動きに日本人も乗ることが唯一の希望になると思っている。
【今回は『家畜化される日本人:希望はいずこに?』について語っていきました。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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新字体・現代仮名遣い版 世紀の遺書 愛しき人へ/ハ-ト出版/巣鴨遺書編纂会