誰も言及しない旧宮家の復帰
すっかり知らされない事実になりつつあるが、戦前の日本には宮家が11家あった。
宮家とは長い長い歴史の中で幾度とあった父系継承の危機に備えるために(そこから養子をとったりできる)存在してきた日本人の知恵だった。
しかし、敗戦後にやってきた占領軍のGHQにその地位を剥奪され、宮家制度が破壊された。
例えば、(もちろんそう簡単にいくことではないが)それらの旧宮家を復帰させることができたとすると、男系天皇候補者が何と50数名も追加されその中には30歳以下の男の方も数十名おられる。
万世一系の濃い男系ということであれば、昭和天皇の長女が嫁がれた東久邇宮家の一つを宮家に復帰することだけで現在の皇室の男系の血の濃さといえばそれを上回る男系の子孫が8人おられることになり、その中には秋篠宮悠仁殿下のまたいとこが5人も存在する。
このことはメディアはおろか国会でも全く扱われない。
ということは国民の大多数は全く知らない事実になっているのだ。
この皇室の家系図はジャーナリストの水間正憲氏が、皇室を再度、詳しく調べている際の約二年前に偶然発見されたことらしいが、これを大塚耕平参議院議員が国会で宮内庁関係者に確認したところなんと
「把握していなかった」
という驚きの返答があった。
皇室のことを誰よりも把握しておかなかればならない官庁が知らなかったとはどういうことなのか。愕然とする。
水間さんによれば、この旧宮家の方の中には皇室の危機となればと心構えをされておられる方もいるという。
それだけ多数の父系天皇候補者がおられ、旧皇族復帰と皇室典範に一文加筆するか、旧宮家から男系の養子をとる例外を認めるかを議論すればよい。
しかし、そのことには何故か国会議員もほとんど触れてこなかった。
更に、ふれないどころか、唐突に歴史的に一度も存在しなかった女性宮家や母系天皇を認めるという何段階もぶっ飛んだ面倒な法律など作ろうと議論している。
おかしいと思わないといけない。
皇室典範がハードルが高いということなのであれば、これは日本の国體に関わり、更にタイムリミットがある最重要事項なので特措法で解決できることでもある。
女性宮家など過去に一例も無かったものを創設して平民のどんな男でも皇族になることが可能になる制度をガンガンと押して引かないのが誰かと言えば、二重三重国籍疑惑がある国会議員や帰化日本人の反日議員だ。
だから思惑が透けて見えるというものなのに、そこにも怪しさを感じる人も少ないらしい。
日本が敬意を払われる最大の理由
万世一系つまり父系継承のみでここまで続いている国は世界で唯一日本のみで脅威の長さ。
125代の皇統史で女性天皇は歴史的に繋ぎとして存在したが、母系天皇は一人として存在しない。
皇紀2678年を議論する歴史家もいるが、一般人にとって重要なのは700年代に既に口伝で神話として語り継がれていた事実であり、それだけを取っても、そこからずっと遥か昔に国造りがあったという見解だ。
どちらにせよ他国とは比較にならない長さなのだ。
宝物のような伝統を日本は保持しているのだ。
世界の権力者も天皇陛下の威厳を存分に承知している。
これが日本の首相、政治家がどれだけ馬鹿と嘲笑されても、経済が低迷しても日本の地位が転げ落ちない一番の要因だ。
そしてこの事は、日本が憎い人達からしたら悔しくて仕方がないことなのだ。
一本途切れることなく繋がってきた歴史の長さだけはどれだけ金や権力があっても変えられない。だから、この根幹を破壊したい勢力がいる。
皇室は日本人の歴史でもある。民族の長い歴史の糸を切られようとしている。
これは戦後最大の危機が訪れているという認識で国民の多数が考えないと取り返しのつかないことになってしまう。
詳しいことは以下の本に皇室の家系図と共に詳しく書かれているので是非、読んで頂きたい。