前回、朝鮮での人権のなさや奴隷制の話をした。
今回はその中でも女性差別にスポットを当てて話したい。
昨今、捏造慰安婦問題の火が収まるどころか広がり続けているが、このせいで「日本が女性を粗末に扱った酷い女性蔑視、女性差別の強い国であった」というイメージを植え付けることになっている。
これは国内外のフェミニスト運動の活動家と手を組んで、広がっていく。
海外では日本下げの材料になっている。
日本の歴史どころか、朝鮮の歴史を知らないほとんどの日本人はこの動きに流されていき、「日本は伝統的に男尊女卑の国であり、世界に比べてもそうだ、遅れている」と思い込まされている。
全く違う。全く反対だ。
日本ほど女性が大事にされてきた国は世界でも珍しい。
まず日本叩きの激しい朝鮮が女性を伝統的にどう扱ってきたのかを見て行こう。
朝鮮では女性差別が甚だしかった。
日本が1910年に朝鮮を併合した時に、まず行うとしたのが人口調査だったのだが、なんと統計がなかった。個人には戸籍すらなかった。
しかも信じられないことに女性には「名」がないことも分かった。
「姓」はあるが、「朴さんのところの嫁」という通称だけで個々の名前がなかったのだ。
だから日本人が名前をつけさせ、戸籍を作ったのだ。
名前がない。。。
それほど朝鮮では女性は差別され、男性の持ち物のような扱いで、人権がなかったのだ。
朝鮮の古い文献をみても「閔妃」などという妃の名前は出て来るが、下層階級の女性の名は一切出てこない。
日本が戸籍を作ってから「よしこ」とか「ゆきこ」とか日本式の「子」のつく名前が急に増えた。
欧州でもアメリカでも女性蔑視は酷く、根強かった。フェミニスト運動というのはこの反動で仕掛けられた運動だ。
「女性を大事にするかどうか」は文化のバロメーターで、女性の待遇をみればその国の文化がわかる。だから欧米も急いで男女同権運動に舵を切って今の流れがある。
日本は遅れているのではなく、そこまで女性が軽く扱われて来ていなかったということなのだ。
この女性の扱われ方というだけでも、日本と朝鮮には物凄く大きな違いがある。
ちなみに激しいフェミニズム運動の中で忘れかけられている感があるが、日本では「女流文学」がすでに11世紀には確立していたという事は絶対に忘れてはならない。
これは西欧に500年も先駆けている驚愕の歴史事実だ。
我々は紫式部、清少納言などの女流作家の作品を当たり前のように国語の授業で読んだりしており、それが世界的に見てもどれだけ凄いことであるかということも大して教わらないので「古語って難しい。古語の文法覚えるの面倒!」なんて嫌気がさした記憶がある人も多いと思う。
平安時代のあの頃、女性が話し言葉を表すのに自分達が使いやすい文字を発明し、書き、読み、今でも世界最長の長編小説を書いていたというのが日本だ。
女性は字など書けなくても読みなくても良いと、例え貴族の王妃であっても綺麗に着飾り可愛く笑っておけばよい人形のように扱われていた(つい最近まで)ヨーロッパとは桁が違う自由度だ。
また江戸時代には寺子屋制度ができるが、日本全国に15000か所以上も存在していた。
江戸の就学率は70%以上、大阪は67%、全国平均でも40%以上だった。
因みに同じ頃のイギリスでは都市部でも25%以下だったのだから、この日本の就学率は驚異的で江戸時代は庶民でも非常に高い識字率を保っていたことが分かる。
そして、あまり知られていないが、この寺子屋で子供達を教えていた先生は三分の一が女性だったのだ。
教育の普及に加え、職がある女性がすでにそれだけ存在したことは世界の奇跡と言ってもいいほどだ。
これが日本だ。
日本は伝統的に女性蔑視の国だなんて反日フェミニストに騙されている人は恥ずかしいと思って欲しい。
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[…] 朝鮮と日本の大きな違い:女性の扱いという観点から […]