平成が幕を閉じ、令和の御代になった途端に、待ってましたとばかりに反日勢力が女性天皇、そして女系天皇容認を声高に叫び出した。
これを受けてたくさんの日本国民が
と考えるようにもなっている。
日本人が、皇統がなぜ初代から126代に至るまで一貫して、一つの例外もなく父系(男系)で繋がれてきたのかをしっかりと理解する機会にもなっていると思う。
これは不幸中の幸いなのか、上皇陛下が日本国民に与えて下さった貴重な機会なのか。。
いずれにせよ、日本国民は代々続いてきた父系皇統の意義を理解して、反日活動家に騙されないように日本における皇室を今一度、見つめ直さなければならない。
ひいては、日本を破壊しようとする勢力の活動を阻止せねばならない。
遺伝子学が解明されていなかった大昔から父系(男系)でこだわったのは何故だったのかと考えてみれば、平和に日本を治めようとする先人の意思や知恵が色々と見えてくる。
その伝統が遺伝子学的見地(X, Y遺伝子の継承)から見ても理にかなっていることが最近になって分かったというだけだ。
普段は「科学的説明を!」とうるさい左翼が、何故、こと遺伝子学に関しては笑ってバカらしいというのか納得のいく説明をいまだ聞いたことがない。
また天皇に姓が無いのも姓による権力闘争を避ける為の先人の知恵だ。
左側の人は日本古来の皇室の伝統は古くどうしても現代風に変えたい(壊したい)という強い意志の下、陛下のお気持ちと言う言葉で天皇を政治利用をしている。
本来なら陛下の個人的なお気持ちすら持ち込めないのが皇室の伝統を守るという意義なのだが、日本の伝統の中にも欧米の「個人主義」が持ち込まれている。
皇室典範が戦後のGHQ憲法(日本国憲法)に組み込まれてしまった事は日本にとって大きな弊害だった。
皇室の問題をそう理解も愛着も無い議員が議論する事に違和感を覚える人が多いのはここに起因するのだろう。与野党のやり取りを見ていても、日本の國體である皇室を政治利用している事にとても苛立ちを覚える。
皇室問題を、他の議論をする為の人質にするなど余りに不敬なのに、まかり通っているのが信じられない。
女性宮家が付帯決議に組み込まれる時も、この議題を人質に、
という強硬な態度を取っていた。
ところで、GHQは当初、昭和天皇を絞首台に送るつもりで日本に来た。
敗戦のどん底の焼け野原にいる日本人は、今までのうっ憤や怒りが全て天皇に向くとアメリカは想像していた。
とても欧米らしい考え方だ。
なぜなら海外ではそれが当たり前の流れだから。国が傾けば、トップがいつもやり玉にあげられ、糾弾され、引きずり降ろされ、八つ裂きにされるのが欧米のやり方だからだ。
しかし、日本人はまるで違った。
天皇陛下の命乞いの手紙が全国からマッカーサーに届いた。国民の陛下への敬意は変わっていなかった。それを目の当たりにし、
と恐れ、予定変更したという。
新しい予定。。。
つまり、皇室を自然消滅させる。
その布石として11宮家は皇籍をはく奪されることになる。
そんなことをしておきながら「天皇継承者がいなくなる!皇室の危機だ!」と左翼が心配している振りをしながら大騒ぎしている。
実は日本に危機など何もない。
驚くべきことに、今でもれっきとした父系(男系)の血を繋ぐ男子が9名もいらっしゃる。更に驚くべきことはこれを一番知らなければならないはずの宮内庁が把握していなかったという事実だ。
旧宮家のことや父系皇族のことについて更に詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてほしい。
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「女性宮家創設に反対した三人の女性議員達:旧宮家の復帰はなぜ議論されない?」
今でも脈々と続くこの策略を絶対に成功させてはならない。