最近はツイッターのタイムラインを見るのも億劫になっていた。
何年か前までは、【保守や愛国アカウント】VS 【日本下げの発信を繰り広げるリベラルや左翼のアカウント】とやり合うというのが主流で、構造的には分かりやすかった。
しかし、いつからだろうか。。2020年の大統領選からだったのだろうか。
明らかに愛国的な主張のプロフィールだったり発信をしているアカウントが、実はとんでもなく似非だったというのが暴かれることが増えた。
そしてユーザー同士の仲良しグループの棲み分けができていたり、グループ内や、グループ対他グループで衝突があったりというのも格段に増えた気がする。
私はそういう揉め事には関わりたくないので傍観している立場だが、本当に無駄な事をしていると思わざるを得ない。
政治に関心がある訳でなく、日本が至って平和だと思ってツイッターを楽しんでいる人達ならそんな暇つぶしをしていてもおかしくないかもしれないが、普段は日本の危機を訴えている人達がそんな事をしているのは本当に馬鹿らしく見える。
日本は危機的状況だ。そう遠くない将来に無くなるか否かが決まる瀬戸際のような状態だ。
しかし、今回のウクライナ情勢を受けての多くの保守の状況分析を眺めて見れば、もう日本は精神的にかなり後退してしまって、ここから這い上がるのはかなり困難なのかと思えることもある。
日本のメディア報道がアメリカの横流しなので、ある意味、仕方ないのかもしれない。しかし、少し前までは、アメリカの報道はフェイクニュースだ、信じるなと訴えていた人達が、ウクライナ危機から一気にアメリカの報道以外を陰謀論扱いする方に傾いたのは、とても恐ろしい現象だった。
あれは一体、何なんだろうか?今でもよく分からない。
結局は隠れアメポチのような存在だったり、ビジネス保守だったのだと結論を出している人も多い様で、今まで人気があった保守番組の視聴率も下がっているそうだ。
多くの一般ツイッターアカウントもバイトアカウントが多いのかもしれない。(今までそういう存在を聞いてはいたが、実感をすることがあまりなかった。しかし最近は隠さなくなっている様な気もする。)
明らかに根拠がなくオカルト的にぶっ飛んだ話でない限り、事実を陰謀論だとか、〇〇派だという類のレッテルを貼ってくる人達は、親日の仮面を被った誘導工作員の可能性もあるので、気をつけないといけないなと感じている。
今回の戦争に関しては、親露派などという馬鹿らしいレッテル貼りに耐えながらも、3回に分けて分析して、私なりの結論に持っていったし、数々の大御所国際政治学者の賢人的なメッセージも過去の記事で紹介してきたので、未読の方はそちらを読んで欲しい。
そして願わくば、よく分かっていない人達にリアルの世界で伝える努力を読者の方々にはして欲しいと常々思っている。
ツイッターの世界ではメジャーに見える意見も、リアル世界ではかなりのマイノリティだ。
とは言え、
「何かおかしい??」
と勘付き始めた人が身近に結構な数でいる可能性もある。(その人達も暴露するのが怖いだけで本音を隠しているだけかもしれない)
再度、釘を刺しておくが、今、売電政権がやっているのは、トランプ政権以前の民主党時代からやってきた事の引き継ぎであり、「正義の戦争」ではない。
アメリカ人の大切な血税を湯水の如く消費しながら(日本も同じ様な状態だが)、我々一般市民の生活苦など知ったことか!と、一握りのワシントン政治エリート層のグローバルガバナンス(ワンワールド思想とも言われる)を成就させる思惑で、長い間、下地を少しづつ作りながら、準備を着々と進めてきた【打倒プーチン】の戦いにウクライナという国を利用しているという構造を見誤ってはいけない。プーチンが悪いという結論だけで終わってはいけない。これは最大の落とし穴だ。
「ウクライナを応援することで戦争を早く終結させたいのだ!」
という正義の心で募金したり、発信している人もいるのかもしれないが、この戦争は、単なる侵略戦争でなく、アメリカの一極集中ヘゲモニー VS ロシアの多極体制支持 という 世界の構造体制を巡る大きな戦いなのだから、過去の戦争史から見ても、こういうものは長引く可能性が大いにある。
更にアメリカも核を持った国と全面対決をすることは絶対にしないから、ダラダラと10−15年以上続く可能性だってある。
そして、チャイナはしたたかにロシアを裏で支え続けることをするだろう。
そうなれば、日本にとって一番、結びついて欲しくない中露の結びつきが自然と今までよりも強いものになるし、その同盟関係はチャイナが上に立った結びつきになってしまう。
ということはこの戦争が長引くことで得をするのはチャイナになる。
そしてそのチャイナがもの凄い勢いで日本を飲み込もうとしている。
何かあった時はアメリカに頼ろうという考えは無駄だ。なぜなら、グローバルガバナンス勢力が次に狙っているのは台湾海峡の紛争。
次はチャイナ VS台湾、日本 の対立を利用して戦争が起こる可能性が大きい。
日本は西に中国、北に朝鮮、ロシア、東にアメリカと正に火薬庫のような場所にあることと、今のアメリカの政権やそれを支える大メディアの存在、そして政権の中で売電大統領に指示を与えて操っている人達がどんな体質なのかを理解しておれば、今回のような完全アメリカ追随の外交は危ないことは素人目にも分かることだと思う。
陰謀論という言葉に惑わされて真実から遠ざかることにはならないように気を付けたい。
【今回は『陰謀論という言葉に惑わされるな』について語っていきました。
最後まで読んで下さりありがとうございました。沢山の方にシェアしたり、活動へのサポートを頂けたら励み💪になります!またツイッターでの発信もやっていますのでそちらの方も覗きにきてもらえたら嬉しいです。】