もくじ
2024年の大統領候補は?
2016年と2020年のアメリカの大統領選挙で、最後の戦いまで残ったのが
2016:女クリントン vs トランプ
2020年:バイデン vs トランプ
だった。
私は2016年も2020年もどちらもトランプを応援していた。
とはいえ、日本の一部で湧き上がっていた様な
「トランプは神!」
の様な熱量だった訳ではなく、Jアノンとは何の関係もなく、
【この二人だったら、トランプさんしかない】
という究極の選択の上での応援だった。
一方、私の夫は、好きでも嫌いでもないという立場の私とは違って、一貫してトランプ嫌いだ。その彼でさえ、あの選択肢ならトランプしかないという見解は一致していた。
そして、2024年の大統領選においてトランプが再選することは100%ありえないと断言している。
理由を聞いてもはっきり答えてくれないので、自分で考えてみた。
まず年齢的にもかなり高齢で不利というのもあるが、それよりも、次の大統領選挙の候補に優秀な議員が共和党から続々と出てきており、共和党は好きだが、トランプは好きではない人たちもこちら側への応援に回る可能性が高いというのが大きな理由になりそうだ。
まず、今のところ有力候補は三人いる。
有名どころからいくと
1。マイク・ポンペイオ
トランプ大統領時代の国務長官で、強硬な反中派。ウェストポイント アカデミー(陸軍士官学校)を主席で卒業。
2。テッド・クルーズ
テキサス出身の上院議員
ハーバード大の法学部大学院をほぼトップで卒業後すぐに、連邦の最高裁判所長官の補佐官を務める。
3。ジョシュ・ホーリー
ミズーリ出身の連邦上院議員。41歳の若手。強硬な反中派。
イエール大法学部大学院をトップで卒業後すぐに、連邦の最高裁判所長官の補佐官を務める。(この点はテッド・クルーズととてもよく似た経歴)
日本の報道では名前も出たこともない彼だがこちらでは注目されている。
ポンペイオになっても、ホーリーになっても、クルーズになっても、政策的にはトランプ路線を引き継ぐと言っているので、大まかな政権路線は変わらない。その上、彼らはトランプよりも更に強硬で一貫性のある反中派の政治家なので、チャイナの脅威に晒されている日本にとっても良いと言える。
この三人と売電爺さんが対決するとなると、勝ち目はないだろう。
ペンス(トランプ政権下での副大統領)はどうか?
ペンスも大統領候補と言われているが、この三人と戦うとなると、個人的には弱すぎる気がする。彼はとても人が良いのだが、人が良すぎて軸がブレるので圧力に屈する可能性が高い。
中間選挙後はどうなる?
今年の中間選挙で、共和党が上院も下院を取ることができたら、今は一旦中止されているバイデンと息子のハンター・バイデンのチャイナ疑惑が本格的に調べられ始めるので、バイデンの弾劾が始まることになるだろう。
同じことをトランプさんもやられたことは記憶に新しいと思う。しかし、トランプの場合は完全に作られた話でやられた。ロシア疑惑なるものがでっち上げられ、毎日のように大手メディアニュースで報道され、トランプ弾劾しろとやり続けた。
正統な形で選挙で選ばれた大統領を何の根拠もない疑惑をでっち上げ、引きずり下そうとした正にクーデターのようなものだった。
そしてそのクーデター行為を、CIAや国務省やFBIが全てがグルになって支援していることが分かり、政治通のアメリカ人の間でも『あそこまでやっているのか。。』と衝撃が走った。
南アメリカや東南アジアなどではよく仕掛けられるクーデターだが、アメリカのFBIと司法省がアメリカ国内でもこんなことを堂々とするのかと。
あの時のことが、マスコミやアメリカ政府を鵜呑みにするのは危険だと警戒する40%の国民が生まれるきっかけを与えたと思っている。
一方、バイデン爺さんのチャイナ疑惑の場合は、証拠もしっかり残っているので、言い逃れはできないだろう。
とはいえ、弾劾されたとしても、後に控えているのが、カマラ・ハリスだから明るい未来とは言えない。
釜女(カマラ・ハリス)とは一体どんな人物なのか
日本でもアメリカでも、カマラ・ハリスは、左翼だとか、人権派だとか、黒人で女性初の副大統領だとか、弱者に寄り添っているとか、さんざん持ち上げられているが、実のところ、彼女は右でも左でもない。
単に、自分の出世や金儲けのためなら何者にでもなり、誰にでも擦り寄り、利用していくのが上手という女性というだけで、あそこまでのし上がったので、大統領になろうが、確固たるアメリカを引っ張っていく意思など始めからない。
その姿勢を分かりやすく例えると、高級ナイトクラブのママという感じだ。口が上手くて、愛想がとても良くて、お客さんに合わせるのが上手だが、ニコニコ笑いながら心の中ではお客さんを馬鹿にしている。
これは、権力者の情婦になったり、甘えて擦り寄って希望を叶えてもらった自分の恩師を選挙の対抗馬で裏切ったりという彼女の経歴を見ても、よく表れている。
当時カリフォルニアの州政治とサンフランシスコ市政を牛耳っていた年配の黒人の実力者がいたのだが、カマラはその60歳位の男の情婦(彼女は当時20代後半〜30代前半)になることで、金儲けになる委員会系の仕事をいくつも貰うことで贅沢な暮らしをしていた。
更に、カリフォルニア大の自分の恩師に頼みこんで、サンフランシスコ市の検察官に採用してもらった。しかし、その2年後には、自分を雇ってくれたその恩師に対抗して選挙に出るという暴挙に出た。(アメリカでは裁判官も検察官も選挙で選ばれる)
その際には「あの男はあまりにも左翼だ。中間層の利益を代表していない。私は穏健派で、庶民派だから、こんな左翼でインテリおじさんとは違う。」
と主張し、カリフォルニア州の大企業からどっと献金が流れて選挙に勝った。
しかし、選挙演説では
「私は黒人出身だから、マイノリティのためにリベラルなことをやります。」
と約束したのにも関わらず、選挙に勝利し、州の司法長官になったら、味方どころか、黒人の逮捕率を爆上げして、どんどんと刑務所に送り込んでいった。
この仕打ちを選挙に利用された黒人は忘れていないので、カマラの副大統領候補での予備選でも支持率は黒人の間でも7%というかなり低いものに留まっていた。
一方、大企業が法律違反を犯していても、献金をもらっていた負い目もあるので、見逃すという不平な仕事をしていた。
つまり、都合によって自分の立場をコロコロと変えることができるのだ。
同じ左翼に分類される人でも、バーニー・サンダースの様に、50年以上一貫して左翼であり続け、ブレず、庶民のためを政治を訴える反エスタブリッシュメントの姿勢とはほど遠い人なのだ。
結局、オバマも、カマラも、ヒラリーも、ペロシにしても、左翼やリベラルなふりをしているだけで、やっていることは金持ちの優遇政策だ。
これらの演説が上手かったり、口と愛想が良いだけで、心にもないことを言い、その時々に都合よく話を作る様な詐欺師に、トップ0.1%に所有されているマスコミが尾ひれをこれでもかとつけて、立派で理想的なヒーローに作り上げるので、結局、一般のアメリカ人も何度も騙されることになる。
ここに気付ける人がもっと増えれば、民主党からも良い政治家を選ぶことができるようになるかもしれない。
今年の中間選挙では、上院、下院もどちらも共和党が取れるかどうかが大事な争点になる。
そして我々が大統領選でのあの時に目の前で見た様な選挙不正がまた仕込まれるかどうか、そこも不安であり、注目すべき点だ。
【今回は『トランプは再選なるか?!2020年中間選挙の重要性』について語っていきました。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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