どうなるアフガニスタン?!チャイナとの蜜月関係

アメリカ政治
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大失敗のアフガン撤退

バイデンのアフガニスタンからの米軍撤退のやり方はあまりにも酷いものだった。

このやり方にはトランプ大統領支持者でなくても目を疑うものだったことは隠せない事実だろう。

何が問題だったかというと撤退の順番だ。

まず軍人を撤退させ、武器は置き土産にしてしまい、民間人が置き去りになったからだ。

トランプ大統領もこれには即座に批判のメッセージを出していた。

『順番が違うだろ!』

『まず民間人の撤退が何よりも先!それから武器を安全に撤去。最後に軍人や!』

『あれは撤退とは呼ばない。敗北による降伏というんだ!』

確かにそうだ。

あれでは武装解除命令されて、世界各地にある武器も全て置いていけと言われた大東亜戦争の終戦時の大日本帝国軍の姿のようだ。

以下がタリバンの手中に落ちたアメリカ軍の武器の数々だ。

これらの最新技術を使った米軍の武器が全てタリバンの手に入った。金が欲しいタリバンは、いづれは中国にこれらの武器を売ってしまうだろう。

トランプ大統領のバイデン批判は止まらない

『バイデンは、外交政策やその他の多くの問題で、毎回やり方を間違う。彼がプレッシャーに耐えられないことは誰もが知っていた。オバマの国防長官だったロバート・ゲイツでさえそう言っていた。
つまり、国民と財産を守ることが先決だ。タリバンが大使館を占拠したり、アメリカへの新たな攻撃の拠点にしたりすることがないようにする計画だ。撤退というのは地上の事実に基づいて行われるものだ。ISISを排除した後、ワシは信頼できる抑止力を確立した。しかし、その抑止力はもう存在しない。タリバンはもはや、アメリカやアメリカの力に対する恐れや敬意を持っていないからだタリバンがカブールのアメリカ大使館に旗を掲げるとはなんと不名誉なことだろうか。れは、弱さ、無能さ、そして完全な戦略的な支離滅裂さによる完全な失策である。』

この愚かな降伏の様な撤退により、今までの20年の混乱の中で失われた命が無駄になり、更に犠牲者が増えることになる。爺さん政権はアメリカのみならず世界に害を及ぼしている。

そしてこのタリバンはチャイナ共産党をベストパートナーに選んだと声明を出した。

そして、これは誰もが予測できたことだろう。(ため息)

アフガニスタンは世界の麻薬の80%以上を供給しているとも言われている産地だ。これをチャイナが使わないはずがない。今、アメリカでも麻薬による薬物被害で大都市がゾンビの街のようになっていることが明るみになり、その様な噂を聞いたり、実際に映像を見た方も多いかもしれない。

あれらの危惧は大袈裟でも何でもない。薬物によって、直接的には手を下さずとも、敵の人間の精気を奪い、役立たずにしてしまうというやり方はかつて大英帝国が清国に対して仕掛けたアヘン戦争でも成功しており、チャイナはこれをアメリカに仕掛けている。

私はこれを『21世期のアヘン戦争』と呼んでいる。勝手な推測でなくて、裏付けをもって確信している。(興味のある方はこちらの記事をどうぞ➡️『薬で内部破壊を目論む?!』)

さて、アフガンの撤退後に、バイデンが記者会見を開いたのを見たが、とにかく酷かった。
トランプ大統領に罪を押し付け、言い訳ばかりだった。

『僕ちんは大統領に就任した時に、前任者がまとめた合意を引き継ぐことになっただけなんよね。だから、僕ちんは米国と同盟諸国の兵士を安全に撤退させるためにちょっと期限を延ばした上でこの合意を決行するのか、それとも再び他国の内戦に介入するために態勢を強化して米軍を増兵するのかという選択を強いられたんだよ。僕ちんのせいじゃないよ。アフガンは自分の国は自分で守らないとね。。

これには、

あ、ん、た、の、せ、い、や!

(正確には爺さんの背後にいる人達)

と突っ込みが殺到した。

対して本日のトランプ氏の言葉が以下だった。

『2020年の腐敗した大統領選挙でこんな所まで来てしまったな。ワシが大統領やったら絶対に起こらなかったことだ。

民主党が不正選挙と同じくらい上手に戦いができておれば、世界中の多くの敵をすべて消し去って、何も心配することはないのだ。』)8・28・21

犠牲になった13人の兵士たち

この無駄な戦いの犠牲になったアメリカ兵が13人いた。

年齢に注目して欲しい。

一人を除いて全員、20代前半の若者たちばかりだ。

U.S. Marine, Sgt Johanny Rosario (25)
U.S. Marine, Cpl Hunter Lopez (22)
U.S. Marine, LCpl Kareem Nikoui (22)
U.S. Marine, LCpl Rylee McCollum (20)
U.S. Marine, LCpl Jared Schmitz (20)
U.S. Marine, LCpl David Lee Espinoza (20)U.S. Navy, Maxton Soviak (20)
U.S. Marine, SSgt Taylor Hoover (31)
U.S. Marine, Cpl Daegan Page (23)
U.S. Army, Ryan Knauss (23)
U.S. Marine, Cpl Humberto Sanchez (22)
U.S. Marine, Sgt Nicole Gee (23)
U.S. Marine, Ricky Thompson (21)

この若い兵士たちの無言の帰還を出迎えたバイデンの態度にもあた、批判の嵐が起こっている。

言ってみれば、軍の最高司令官は大統領なのだから、自分の完全なる失策でこの若者たちは無駄に命を失うことになったというのに、それに対する反省の思いも哀悼の思いもまるで感じられないものだったからだ。

この兵士達はトランプ政権下であれば、死ななくても良かった人達だ。
兵士は常に死を覚悟しているとは言え、だから本当に亡くなった時に、敬意を表す必要がないという道理はあり得ない。
アメリカの名の下で、戦いの末に命を落とした兵士には、トランプ大統領なら最敬礼で迎えるはずだ。

オバマも軍人に敬意を表さない人だったので、兵士にまったく人気が無かったのは有名な話だ。グローバリストの手先のオバマにとって兵士は自分達が金儲けをする為の駒に過ぎず、敬意など払っていないからだ。


対してトランプ大統領は軍人に最高の敬意を払っていた。アメリカを守る為に命をはって闘う兵士にはどんな下級兵士でも挨拶を忘れない。
兵士もトランプ大統領の気持ちを理解しているから、どの基地に行っても大人気で暖かいお出迎えがあった。
大統領は軍の最高指揮官だ。
売電は大統領の器ではない。

トランプ大統領声明
『メラニアと私は、米国への義務を果たした優秀で勇敢な軍人のご家族に、深い哀悼の意を表します。また、本日、カブールで発生した猛烈な攻撃により亡くなられた罪のない一般市民の方々のご家族にも心より哀悼の意を表します。このような悲劇は決してあってはならないことであり、私たちの悲しみは深く、理解しがたいものです。
米国に神の祝福がありますように。。』(8・26・21)

兵士の母親の怒りとそれに答えるトランプ大統領

兵士たちが空軍基地に無言の帰還をした。棺の中に入っているのはもちろん綺麗な遺体ではない。爆撃で損傷し、見るも無残な姿になった若い息子たちをお迎えしないといけない親の心はいかばかりか。。

その若い兵士の一人であるカリームの母親がバイデンに面と向かって怒りを表した様子をフェイスブックやインスタグラムに投稿していた。その怒りの投稿はとても生々しく、多くの人の心を打ったが、すぐにアカウントごと凍結されたという。(今は多くの人の訴えにより復旧した)

その投稿がトランプ大統領の目に止まり、彼はすぐに返事をしていたのが以下だ。

『シャナ、あなたは100%正しい。もし私が大統領だったら、あなたの素晴らしい、美しい息子のカリームは今頃あなたと共にいるでしょうし、悪質なカブール空港の攻撃で亡くなったすべての人々を含む他の人々の息子や娘たちも一緒にいることでしょう。民間人は、850億ドルの装備と共にまず避難させるべきで、軍はすべてが大丈夫になってから安全に避難させるべきでした。I love you, and I love Kareem.』

お母様の怒りとトランプさんの寄り添う言葉を読んでいたら、泣けてきた。お母様の怒りの投稿の中で一番目を引いたのは、彼女がバイデンに悲しみを告げているとその彼女の話を遮り、爺さんが自分の話をし始めたという箇所だった。
いつも自分!自分!の醜悪な性格な部分が出てるなと思った。

取り残された民間人

悲劇はこれらの軍人だけでない。

民間団体がアフガニスタンに取り残されたアメリカ人達を助けようとして飛行機を飛ばそうとしたが、バイデンはそれを全て禁止した。

この男のやっていることは全てがおかしい。まるでチャイナ共産党の指示に従って、全て“計画通りに” 事を進めているとしか考えられない。(チャイナには息子のハンター・バイデンの弱みを掴まれているバイデンは操られていると考えられる)

米中戦でチャイナは終わる! という論調をする保守を時々見るが、それは考えが浅い。保守ではなく、あちらの回し者なのかもしれない。

アメリカ国内の商品が90%以上Made in Chinaで、住民の日常生活品のほとんど全てをチャイナに頼っているという現実を知ると、アメリカは逆に中国に支配されているのだ。

チャイナはそう簡単には終わらない。

ブリンケン国務長官の対中国会議の様子を見られた方はどれくらいいるだろうか?

人権弾圧真っ最中のチャイナ側から逆に米国内の人権問題を取り上げられた時の、ブリンケンのオドオドした様子をFOXニュースは、

あの表情は『マミー! (お母ちゃ〜ん!)』と途方にくれて(3〜4歳の子供が)助けを求めているようだった

とコメントをしてからかっていた。

トランプ大統領率いるアメリカがない今、アメリカの覇権はもうすでに終わっていると言える。バイデンの様な大統領が続けば、崩壊の一歩をたどるばかりだろう。

ツイッター社はタリバンがつぶやくことを社として許したらしいが、あれらの過激団体の発言は良くて、自国の大統領の発言は危険だから削除したというのは、一体どういう基準なんかさっぱり分からない。
トランプ大統領のアカウント削除は仕方ないと言っていた人達に聞いてみて欲しい。そんな事に賛同している人は、次に言論弾圧されうるのは自分だとは考えないのだろうか。

中村哲さんのアフガニスタン支援

アフガニスタンと言えば、医師の故中村哲さんの偉大なる貢献は日本人として語り継がれるべきものだと思うので最後にご紹介して終わりにしたい。

アフガニスタンは長年、政治権力によって紛争の舞台にされてきたが、90%は農民という国柄だ。農民は土地が安定していなければ生きていけない。万年、水不足で困窮した生活を強いられているアフガニスタンの農民のために用水路の建設などで貢献されていた方だった。

アフガニスタン 永久支援のために 中村哲 次世代へのプロジェクト

【今回は『どうなるアフガニスタン?!チャイナとの蜜月関係』について語っていきました。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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