東京五輪ディレクター解任劇の裏側:恐ろしいキャンセルカルチャーに身震い

アメリカ政治
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わたしが東京オリンピック開会式のディレクターだった小林賢太郎氏の解雇の知らせを初めて聞いたのは、車の中でボーッと聞いていたラジオニュースからだった。

そのラジオニュース自体は短いものだったかが、

【ユダヤのホロコーストに対する問題発言が理由】

という読み上げに私の耳がすぐに反応した。

なに?!

すぐに何か不穏なことが起こっていることを察知して、ツイッターではどの様に話されているかを調べた。

防衛省副大臣が独断で動く?!

そこで信じられないことを目にした。

ツイッターの匿名アカウントからの相談を受けて、独断でアメリカ最大のユダヤロビー組織である「SWC(サイモン・ウィーゼンタール・センター)」の代表者に、【友達というよしみを使って】深夜に電話をしたのが防衛省の副大臣である中山泰秀氏だということだった。

しかも、その過程を全てツイッター上で公開していたので、大問題となった様だ。この件には朝日なども食いついて中山氏を非難する記事を書いていた。

中山副大臣は、その後すぐに文化人放送局の「渡邊哲也Show」に出演し、その時の経緯を説明した。

その日の早朝から南鳥島への出張が決まっていたので、電話が繋がらなくなることを懸念して、日本では深夜であったが、アメリカは朝の9時だったので、クーパー氏に電話をした。

という何とも腑に落ちない説明だった。

そしてこの事件が、ネットでもかなり炎上した理由は大まかに二つあったようだ。

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