COVID-19についての新しい情報がアメリカのジョンズ・ホプキンス大学(感染症学部)から出されたのでその日本語訳をつけたものに情報を補足させてまとめてみました。
以下の情報を見て個々で適切な対策をして下さい。
もくじ
コロナウイルスの特徴
ウイルスは生物ではない
ウィルスは生物ではなく、何層もの脂質で構成された保護膜に覆われたたんぱく質分子(DNA)。
前回のブログでも書いたようにウイルスはバクテリアと違って生物ではありません。毒物研修者によれば生物と無生物の間のような存在と位置付けています。
どういうことかというと、生物でないウィルスが、眼・鼻または口の粘膜の細胞に何かを媒体として(多くは手から)付着すると、突然遺伝コードが変異し倍々方式で体内で増えていくからです。
このようにウィルスは生物ではなくたんぱく質分子であるため殺すことはできませんが、自然に崩壊(減衰)します。
ウイルスの死滅までの時間
そのウィルスが崩壊する時間は温度、湿度、どこ(何)に付着したかにより違います。以下がウイルスが表面に付着している場合、崩壊するまでの平均的な時間ですので参考にして下さい。
肌:3時間
銅や木:4時間
段ボール:24時間
金属:42時間
プラスチック:72時間
ウイルスが好む環境と好まない環境
ウィルスは冷たい空気、寒い空間や家や車などエアコンがある場所では安定した状態で残存します。また、湿気と暗さはウィルスの残存を促します。
したがって逆に乾燥した暖かい、明るい環境は勢いを弱めることができます。
ウイルスの保護膜の破壊の方法
石鹸や洗剤
本来ウィルスはとても壊れやすいのですが、脂質でできた何層もの膜に覆われていることが問題で、この脂質の保護膜を取り除かなればなりません。
この脂質でできた保護膜を破壊することができる石けんや洗浄剤は有効なのはそれが理由です。保護膜を破壊するためには石けんをたっぷりと泡立てて20秒以上こする必要があります。
こうして保護膜を破壊することによりウィルスたんぱく質は自然に減衰し崩壊していくからです。
粘膜を触ったり、食べ物、鍵、ドアノブ、スイッチ、リモコン、携帯電話、時計、パソコン、机、テレビ、トイレなどを触る前にも、触った後にも手を洗わなければなりません。
外出先で石鹸がすぐに使えない環境の時はアルコール除菌ジェルも効果的です。
熱を加える
熱は脂質を溶かします。
ですから、25度以上の水で手や衣服、その他を洗うことが有効なのはそれが理由です。さらに暖かい水は泡がより泡立つため、より有効となります。
アルコール
アルコールとアルコールを65%以上含むものは脂質を分解します。特にウィルスの外側のたんぱく質の層を分解します。
アルコール65%以上のリステリンなどの液体口臭予防液は役立ちます。
漂白剤(ブリーチ)
原液の漂白剤(塩素)1対水50の割合のブリーチ液でたんぱく質を破壊します。
この方法ではウィルスを内側から崩壊させることができます。
この液を扱う場合は、必ず液を布に浸して、直接、手や指には液が つかないように注意してください。
この液を布につけて、ドアノブ、便座、電気のスイッチ、 キーボード、タブレット、携帯電話等を拭き、その後に乾いた布かキッチンタオルなどで から拭きしましょう。
過酸化水素水
過酸化水素水は石けん、アルコール、塩素の効果を長持ちさせるだけでなく、ウィルスのたんぱく質を破壊します。しかし、純過酸化水素水を使用する必要があり、皮膚を傷つける可能性があるので扱いには注意が必要です。
紫外線ライト
紫外線ライトや光線はウィルスたんぱく質を破壊します。たとえば使用済みのマスクの殺菌には紫外線ライト(UVlight)を使用すると完璧です。
但し、肌のコラーゲン(これもプロテイン)も破壊するので注意して下さい。
役に立たないこと・やってはいけないこと
有効でないもの:殺菌剤、抗生物質、酢、ウォッカ
殺菌剤、抗生物質は役に立ちません。ウィルスはバクテリアなどの生物ではないので抗生物質で殺すことはできません。
酢(酢酸)は脂質の保護膜を破壊できないので有効ではありません。
ウィルスを破壊するには65%以上のアルコール度数が必要なので、スピリッツ、ウォッカも役に立ちません。強いウォッカでもアルコール度数は40%くらいなので。
⁂これに関しては最近、日本政府が65度以上の日本酒は役に立つと発表しましたね!
布類をはたくのはNG
服やシーツ、布などを振ってはいけません(使用、未使用にかかわらず)。表面に張り付いた状態では不活性なので勝手に時間がたてば分解するけれど、ウイルスが付着したものを振ったりハタキを使用すると、最大3時間空気中にウィルスが浮遊し鼻などの粘膜に付着してしまう可能性があるからです。
三密環境を避ける
より狭く限られたスペースではウィルスも集中しているかもしれません。広い場所で換気がよければウィルスも少なくなります。
これは最近、日本政府が発表した「三密の厳禁」と同じ理屈です。
1.換気の悪い密閉空間
2.多くの人が集まる密集場所
3.つばが届くような近接距離での会話や発声
皮膚の保湿と爪のケア
頻繁に手を洗うことになるのでての保湿をきちんとして下さい。
乾燥により生じる肌の小さなひび割れにウィルスが隠れ潜む可能性があるので、厚めにハンドクリームを塗るのがお薦めです。逆にウィルスは健康な肌を通り抜けることはできません。
より頻繁に手を洗うようになるので刺激の少ない純石鹸を使うことをお勧めします。
爪の中にウィルスが隠れるのを防ぐために、爪も短くしておきましょう。
以上のことに加えて、日本人が日頃からやっているマスクを外出先ではつけることを徹底しておれば、かなりの確率で感染は防げると思います。
ところでみなさん、海外メディアやそれに呼応する日本メディアは、毎日のように日本の検査数の少なさを批判するような情報ばかりを垂れ流しています。
しかし、アメリカで大量に使われているPCR検査はその誤判断がすでに問題になっており、現場の混乱をかえって助長する結果になっています。
日本にはPCR検査以前に、CTスキャンというウイルスの特徴までもより正確に判断ができる精密医療機械があるのでそれをまず使用しています。その保有台数はわが国がだんとつで世界一です。
CTスキャン→PCR検査→重篤者から優先に治療
という日本独自のやり方で死者数をこれ程、長く低くおさえられているのです。
だからメディアの圧に屈することなく、わが国はわが国なりの対処の仕方で粛々とこのウイルスと闘っていきましょう。
この事態が収束した後には世界はきっと日本の医療水準の高さと日本人の民度や文化レベルの高さを認めざるをえないことになっていると思います。
これは反日勢力にとっては嬉しくないことかもしれませんが、世界にとっては良い変化であり、日本が世界の人々の文化レベルを上げることに貢献したと思えばなんと誇らしいことでしょうか。
これを機に、手洗いやうがいをする人が増え、靴を家の中で履かない人が増え、毎晩お風呂に入るようになり、自分が病気の時は他の人に移さないようにと配慮のマスクをするような人が増えたら、それはより良い世界でしょう。
今回も最後まで読んで下さりありがとうございました!
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