周回遅れの移民政策
移民を入れ続けていた各国が自国の壁を高くし始め、その門をどんどんと閉ざす方向に向かっているというのに、日本は周回遅れで移民大国の道を進んでいる。
『日本人の賃金の低下が進んでいる!』『このままでは日本は第三世界のようになる』
と批判の声は聞こえるが、低賃金外国人労働者を大量に受け入れるから余計に賃金が下がるのだということに触れるメディアは皆無だ。
この話を誰もが知る大企業のお偉いさんの知人にそこはかとなく聞いてみた。
「それがね〜。本当に人手不足で困ってるんだよ〜。特に工事現場は。今や、外国人がいないとビルも建たないよ〜。」
賃金が安いから誰も働きたくないのであれば、賃金を上げてみたら良い。そこに国が援助するなりすれば良い。
今や日本には働けるのに家に引きこもり働かない若者層が増えているという。
その人たちをどうにか家から出てきてもらって、働いてもらう努力はなぜしないのか。
労働力不足を賃金を上げたり、その職種のプロモーションをもっとしたりすることで、日本人だけで賄う努力はなぜしないのだろう。
人手が足りない職種の中で、やりがいのある仕事もたくさんあるだろうに、若者が知らされていないというのも大きいと思う。
また、そういう仕事は学校の中で推奨されていないのかもしれない。
ある高校生が、
『卒業したら自衛隊に入隊したい』
と進路相談の教師に相談したところ
『そんな人殺しをするような職業に就いてはいけない』
と諭されたという話を思い出した。
高校の先生はまず大学進学を勧めるのが常だから、働き手不足の職業を勧めることなんてほとんどしていないと予想できる。
また、日本人に募集をかけても集まらないからという言い訳もたくさん聞いてきたが、日本人に知らされる前に人材派遣業者とくっついて、外国人を雇っているケースもたくさんあるだろう。
日本政府にデフレ脱却する気はあるのか
日本人の賃金が上がれば、中下層が潤い始め、支出が増え、経済が回り始め、デフレからようやく脱出できるのだ。
最近の小学生へのアンケートでは、将来になりたい職業アンケートの上位1、2位に公務員がランクインする。
理由が「安定しているから」
どんなことでもできるような自信と希望に満ち満ちている最高の時期であるはずの小学生がすでに生活の安定を見越しているという。
日本の将来は明るくない、期待していないというなんとも悲しい結果ではないか。
今の段階からすでに更なる増税の話が上がっているのというのだから、それもそのはずかもしれない。
デフレから抜け出す気は日本政府にはないと見える。
日本で働きたい外国人と儲ける企業
劣悪な自身の国の環境より、日本のような綺麗で美しく治安も良く、人々の質も高く、さらに外国人におもてなしの心で健康保険までくれる国で働きたいと思う外国人はいくらでもいる。
安くても働いてくれるので、企業経営者側からすれば美味しい話だ。
しかし、この国を上げての移民政策で日本国自体が揺らいでいるとしたら本末転倒ではないだろうか。
移民政策と緩すぎる法整備
日本にはまだ大量の外国人を迎えるだけの法整備がしっかりできていない。
外国人でも自由に土地を買うことができるし、スパイ疑惑の者がいても強制送還して、再入国禁止にしたり、財産差し押さえも容易にできない。
こんな脇が甘い状態で、外国人を招き入れ、健康保険も加入させ、ビザも緩和し、短期間の就労で永住資格まで取れるという。
本当に出稼ぎ目的で来ており、期間が終了すれば自国に帰ってくれるだけなら、まだ良い。
しかし、それ以外の目的で送られてきているならばどうだろうか。
安倍政権をこの移民政策で批判している人たちは保守の中でも多くいた。
しかし、移民推進しているのは安倍政権だけでない。
大賛成の野党もその大元は指摘せず、浮き上がる問題点のみを政権批判に利用している。
新政権の誕生と日本の行末
さて、菅新総裁になった。
菅政権の公約の中から、早速「北朝鮮拉致問題」が消去されたらしい。
菅氏といえば、アイヌ関係で大いに活躍した人だ。
アベノマスクでの税金の使い方のメディアのバッシンングは酷い物だったが、このウポポイに投入された何十億円という金に対してはなぜ何も言わないのか。
そして北海道を見てみれば、
土地はただ同然の値段で買われ放題、水源地や森林、山や自衛隊基地の近くの土地まで買われ、空港を作られ、大陸からはセスナが飛んでくる。
チャイナ人労働者によってチャイナ人資本の観光施設が建てられ、そこにチャイナから大量の観光客が訪れている。
その地方にも、日本全体にも、金が落ちない仕組みが着々と作られ、進められ、内部侵略されていっている。
これからも菅政権の動きを注視して行きたい。