メディアの虚像:トランプの知られざる素顔

アメリカ政治
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トランプ当選時に慌てふためいた日本


アメリカ大統領の職を、数々の妨害という妨害を乗り越えて4年間、最後まで勤めあげたトランプ。

任期後半には、コロナ騒動や不正選挙という最大の妨害を受け、最後まで諦めず、アメリカを救う道を模索し続けたが、結局は失意の結果に終わってしまった。

(この経緯についてはあの不正選挙の裏で何があったのか、どんな人が動いていたのか、そして動いていなかったのかを詳しく書いた面白い記事があるのでまだの方は読んでみてほしい。)

『トランプはいかにしてホワイトハウスを去ることになったのか 第1章:大統領の全チーム(11/3~12/23)』

思い返せば、2016年に初当選した時の日本の外務省を始め、一般国民に至るまでの慌てようは今から思い返しても滑稽なほどだった。

あの時、ちょうど私は日本にいたので、周りの一般人の反応が手に取るように分かって面白かった。皆、ヒラリー一択の人ばかりだったからだ。

皆、日本のテレビを見ているので、トランプの悪口を連日、見ていた。
まるで

「これで日本はむちゃくちゃにされる。。」

とばかりの不安で埋め尽くされていた。

しかし、結果は皆さんもご存知の通り。
そんなことにはならなかった。

あの時、奇跡的に日本には「安倍晋三」という首相がいてくれたというのも大きかっただろう。

全く準備も何もなかった慌てふためいていた日本政府。世界の首脳も、今まで付き合いがあった職業政治家ではない「新顔トランプ」をどう扱っていいのかもわからず混乱していた。

トランプ・安倍というコンビ

その時に、世界に先駆け真っ先にアメリカに飛んでトランプに面会したのが安倍さんだった。

あの時、トランプは日本という国を全くというほど分かっていなかった。普通のアメリカ人がそうであるように、チャイナやコリアとそう変わらない目で見ていた。

安倍首相の誠意を持った対話姿勢と持ち前の明るい性格をトランプも好意的に思ったのだろう。二人は良い関係を着々と築いていき、安倍総理の提唱する自由で開かれたインド太平洋構想」にも協力姿勢という大きな流れを作った。

今の日米関係(ボケている売電爺と岸田首相のコンビ)と比べてみると、あの時の「トランプー安倍」のコンビは日米にとって奇跡的なものだったということが、トランプ退陣後、そして安倍さん亡き後、痛感するというものだ。

日本のメディアは全てアメリカ民主党系(グロバ系)のものばかりなので、トランプのことに関しては悪口しか言わない。

今回の無茶振りともいえる「起訴」の件も、きっと

「あんな悪い人なんだから当たり前のこと」

のように報道しているのではないかと想像している。

日本のテレビやアメリカのリベラル系メディアを見ているだけでは絶対に浮かび上がってこないトランプ像。

今回はそれについて書いてみようと思う。

トランプという男

トランプと言えば、まず

粗野で思いやりにかけ賢くない悪人のような印象

をメディアが一生懸命つくろうとしている様に見える。

テレビで、トランプが話している時にかぶせてくる日本語の吹き替えの声など酷いものだ。売電の時は優しげで暖かい声の声優を使うくせに、トランプの時はまるで映画での悪役の様な声優を使う。

通訳も酷い。意図的に汚い日本語を使ったり、トランプが意図していることを伝えていなかったりしているのはよくある。

トランプが超大金持ちで、普通の人からは雲の上の存在のような成功者でありながらもどこか民衆と寄り添っている雰囲気を出せるのは、彼がそれを演じているからではない。 
彼が庶民を惹きつけるのが上手いのは彼の子供時代を見るとよくわかる。

どんな子供だったかを調べるととても面白いのだ。

トランプの子供時代

彼はまず外国人移民として大成功した父親の下で生まれているので、桁違いの大富豪の家に生まれたニューヨークのお坊ちゃんということになる。小学校にも運転手付きのリムジンで通うような子供だった。

しかし、小学5年生くらいになると、彼はぐれ始める。

自ら、NYの貧困層の子供が住むスラム地域に出かけていっては、走り回って遊んだり、毎日のように喧嘩するようになった。

中学生になると革ジャンを着て、ポケットにはナイフを忍ばせ、庶民の中でも特に貧困層の悪ガキ仲間とマンハッタンのスラムに行っては喧嘩しては帰ってくるようになるまでになった。

喧嘩は止めろといくら言ってもきかないトランプに困り果てたお父さんは、将来「障害事件を起こして少年院に入ることになるのではないか」と心配した結果、息子を軍隊学校に入れてしまった。

アメリカの軍隊学校は壁も高く逃げられない様になっており、トランプは学校の外には一歩も出られない状態になってしまった。

しかし、嫌々ながら無理やり入れられた軍隊学校でも、野球部に入ればキャプテンになり、フットボールもやっていたという喧嘩だけでなく、スポーツにも長けた人物だった。

しかも、身体能力だけでなく、成績は抜群だった。
彼は軍隊学校をトップの成績で卒業している。
軍隊学校といえば、最高学年になると立派な制服を着て、何百人が行進する卒業儀式があるが、その時に最前列で行進し、校長先生の前で止まった時にサーベルをサッと抜く役、それがトランプだったのだ。

大金持ちの息子といえば、売電の息子の様にどうしようもない腐った大人になるケースも多いが、トランプはその地位にいながら甘えた生活を楽しむのではなく、悪ガキと喧嘩をして遊ぶのを楽しむような性格だったようだ。

だから彼がMAGAやアメリカファーストを掲げて、庶民の前でスピーチする時は、腐った職業政治家の飾られただけで中身のない言葉でなく、その彼の目の先には、子供時代に悪さをして楽しんだ貧困層の友達の笑ったり泣いたりする姿が見えているのだ。

そこがトランプが他のどの候補者とも一線を画す点の一つだと私は思う。

立ち上がれ日本人

私はトランプの盲目的な礼賛者でも、彼が大好きなわけでもない。

しかし、アメリカの腐り切った職業政治家をずっと見たきたので、彼の存在は唯一、希望の光として残って欲しいと切に願っている。

2020年の大統領選挙結果は今でも本当に悔しい。あれから売電を操るネオコン勢力の思い通りに、世界はグチャグチャにされ、アメリカもLGBT, BLT, 治安が混乱の極みのような状態になっている。

それに引きずられる様に同じ道を歩んでいる日本を見ていると、日本人もアメリカの約半分が立ち上がった様に、何とか現実を見てくれないものかと願いをこめる毎日だ。

【今回は『メディアの虚像:トランプの知られざる素顔(子供時代) 』について語っていきました。
最後まで読んで下さりありがとうございました。

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