今、再び振り返ってみよう:トランプ大統領の功績とは何だったのか?

アメリカ政治
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とうとう始まったウクライナの事態。

トランプ大統領の時代にはうまく抑えていたものが、蓋が取れて吹き出した感が大きい。

以前からこの事態がいずれ来ることが分かっていた人達は

「ほらね。やっぱりね。トランプ大統領ならこんなことはなかった。」

と口を揃えて言っている。

「平和な時代が4年間だけ続いたね。。」

と揶揄している。

自国を守るには、八方美人や理想的な美辞麗句を並べるだけでは何もならず、強い国家感を持ち、現実的な作戦を練る事ができる強気のリーダーが必須であることの重要性をひしひしと感じる今日この頃だ。

2022年の中間選挙の重要性と、2024年にトランプ大統領の復活があるか否かについては以前の記事で詳しく書いた。(まだの方はこちらを先にどうぞ。

民主党は言うまでもなく、あの性格なのでトランプ大統領を好きでないと思っている人は共和党の中でも多いが、それでも彼の残した偉大な業績は誰も否定できないと思う。

これは今までのどの大統領もあの規模で出来なかった。そしてアメリカ国内だけでなく世界中の民衆の眠りを呼び覚ました点も誰も否定できないだろう。

良くも悪くも世界を揺るがしたアメリカ合衆国第45代大統領ドナルド・トランプ。

今一度、彼だからできた偉業をまとめておこうと思う。

トランプ大統領の偉業

1・DS(ディープステイト)と呼ばれる者達の存在を表に出した

DSやらディープステイトなどという言葉を使うだけで【陰謀論者】だと揶揄してくる人たちがいまだにいる。
しかし、それでもトランプさんのお陰で、多くの人が
今まで陰謀や嘘だと思いこまされていただけだった事
に気づかされたことが一番大きな業績だったと思う。

アメリカ人もその他の人も多くの人は、大統領や首相がその国で一番偉い人で国を動かす力を持っていると学校でも習うため、それに疑いを持っていなかった。
しかし、大統領さえもDSの駒であってきたというのを知る事になった。そして今まで深く闇に隠されてきたからこそDEEPと言われる訳だが、今や、その人たちの存在さえも光に引き摺り出されている。
実名が次々と出されて、犯罪を指摘され、その人たちがどの様な策略を持って、どの様な人たちを利用して、アメリカを支配してきたか、更にアメリカを足がけに世界支配をしようとしているかということがはっきり見えてきた。

これらの言葉を使った時に話が通じる人たちの人口が急増したことはとても大きな業績だ。

2・マスコミの酷さを暴いた

トランプ大統領の名言と言えば、

フェイクニュースだ!

を一番に思い出す人が圧倒的に多いだろう。

そう。大手メディアはフェイク。自分たちの都合の悪いことは一切言わず、敵対する勢力に対しては嘘ばかり垂れ流していると指摘し、その印象を根付かせたことは大きい。

アメリカのマスコミがどれだけ酷い嘘をついているのかをはっきりさせたもだ。結果的に、共和党支持者の9割はマスコミを信じないという現状を生む事になったのもとても大きな業績の一つだ。

そしてこれは同じスポンサーを持つ世界のメディアにおいても同じことが言えるということが分かり、日本でもニュースやテレビの流す情報に懐疑的になった人が増えた。

3・アメリカのインターネット環境がいかに酷いか

大統領選の最中に我々は目の当たりにした。
現役の大統領のツイッターやフェイスブックアカウントが突然、凍結される衝撃的な事態を。。

トランプさんはそれまでもマスコミが嘘ばかり流すからそれに対抗する形でSNSでの発信をしていた訳だが、その彼の唯一の発信元をいとも簡単に奪った。

「これはあまりに行き過ぎだろう。。」と私は当時、戦慄を覚えていたが、あれは序章であったことはもう皆さん気付いているだろう。

売電政権下になってから、グーグル、アップル、アマゾン、フェイスブック、ツイッターなどの言論封殺や言論統制は凄まじいものになってきている。今や話題の🦠や枠のことすら言えない状況だ。

日本もこれらの外資系企業の媒体ばかり使っているのだから自国のマーケットシェアに規制をかけるべきだと思う。そうでないと日本人の言論までも他国の企業によって制限をかけられていくことになる。

4・共和党の腐敗

民主党の腐敗は去ることながら、共和党の上院1割のエスタブリッシュメントと呼ばれる層も同じくらいどうしようもない人達であることもトランプさんのお陰で分かった事だ。
自分の党のトップの大統領がこれでもかという窮地に立たされている場面でも、無視を決め込み、手助けする人たちは皆無だったことで、共和党のエスタブリッシュメントたちの立ち位置が浮き彫りになった。いかに無責任で臆病で、利己的な人達であるかがよく見えた。

5・キッシンジャー路線からの変更

それまで米中国交政策の中心であり続けたキッシンジャー路線の米中関係にくさびを打ち込んだことも大きな業績だ。これでアメリカのチャイナへの国交政策が大きく変わった。この大きな流れはこれから共和党から出てくる大統領候補も引き継いでいくと公言しているし、トランプさんよりも強硬な対中路線に進むものと予想される。

6・システムの腐敗

これもトランプさんの名言だが
The system is rigged.」(誰が勝つか負けるか既に仕組まれている)
という印象が浸透したことも大きな業績の一つだ。

勝ち組・負け組という言葉が日本でも流行りだしたが、勝ち組になる人達はすでに仕組まれており、決まっているということだ。

選挙というのは一見、民主的な方法に見えるが、色々な所に抜け穴があり、また政治家同士のコネクションが大きく作用し、システム自体が公平なものでないということを先の大統領選において公の前でよく見せたことは大きかった。

私は2020年もその前からも、トランプさんを神のように仰いで応援したことは一度もないが、彼がそれまでの仕組まれて来たアメリカの政治を大きく揺るがしたことは紛れもない事実だ。

トランプ政権が誕生し、始めの4年間でアメリカだけでなく、世界にもとても良い流れが出来てきていると実感していた。
しかし、まだまだ出来ていないことが山積みだった。


『あと4年あればもっと多くのことが実現できる!』

という思いと、

ここで売電爺さんになったらこの4年が無駄になって、また元通りになってしまう。。

という危機感があったので、トランプさんを応援していた。

他の誰がどんな理由で彼を応援したり、また応援していなかったりは分からないが、上記に挙げた功績が大きかったことは誰もが認めざるをえないことであろうと思う。

追伸:

先の大統領選で我々には見せられなかった舞台裏を赤裸々に綴ったレポートを未読の方は是非こちらへ。あの時、「なぜ?」と腑に落ちなかった様々な事が理解できることになると思う。

【今回は『トランプ大統領の功績とは何だったのか?』について語っていきました。最後まで読んで下さりありがとうございました。沢山の方にシェアしたり、活動へのサポートを頂けたら励み💪になります!】

コメント

  1. こんにちは 初めてメッセージします。
    トランプさんの業績は、民主党バイデンと比べると、国力増強のためになったと思いますが、
    トランプさんは、ジェフリーエプスタインとの関係や、現在のワクチン禍の元凶を作ったオペレーションワープスピードを始めた人なので、共和、民主どちらも同じ利害関係で動いているのではと思いますが、どのようにお考えでしょうか?

    • コメント頂きありがとうございます。
      私は盲目的にトランプさんを救世主のようにあがめることはしません。
      それまでの政権があまりに酷かったのでその様に見えますが。
      彼は他の政治畑の人とは違い、現実的で敏腕なビジネスパーソンです。
      ワクチンの真意はわかりません。
      選挙を控えていたので民衆の不安を早く抑えたかったというのはあると思います。
      共和、民主が分かりやすい敵対関係という単純な見方も正解でないと見ています。どちらにも売国奴がいます。
      ただ今は民主党があまりに極左に偏っているのでどちらにマシな政治家がいるかと言う事だと思います。
      中間選挙で良い政治家が選ばれることを願います。

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