ワシントンに道連れにされる永田町:ウクライナに支援し続ける日本

アメリカ政治
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日本のニュース報道では、ロシア・ウクライナ間の戦争がいまだ活発に続いているように報道されていた最中、イスラエル・パレスチナ間の戦争が勃発したことで、人々の関心はぐーーっとそちらに引き寄せられる形になった。

結局、ロシア・ウクライナのことで頓珍漢なことを言っていた自称保守の人達は自分達の見解の間違いを認めることもなく、それどころか、今度は違う場所に移しては、また同じ日本人との喧嘩に勤しんでいる。

日本を守ると言いながら本当に何をやっているのか分からないが、あの人達はああいう形のビジネスに身を投じることにしたのだろうと思うしかない。

心から日本という国を大切に思い、未来へより良い日本を残してあげたいと思っている草の根保守は喧嘩などで無駄な時間を費やさず、粛々と「日本はどうすべきか」と日本目線で考え続けていくことが重要になるだろう。

さて、今回のイスラエルでの戦争は、当初からおかしなことが多かったことは以前の記事でも書いたと思う。

それらの見解とさらに、ガザ沖やイスラエルで発見されたガス田の存在を考えると大きな絵が見えてくる。

1999年に発見されたガザ沖のガス田の埋蔵推定量は1兆立方フィート以上と言われている。さらには2010年にはリヴァイアサンガス田というのも発見された。ここにはイスラエルが必要とする100年分のエネルギーが埋蔵されていると言われている。

もちろんこの発見に、遂に小国イスラエルも世界のエネルギー市場のプレイヤーの一員になれると、イスラエル側が大喜びだった。

事実、10月7日に戦争が始まってから、イスラエル側はアメリカのUSノーブル・エナジー社に権益の40%を与え、イギリス、イタリア、韓国には探索のライセンスを与えたりすることで、これらのガス田のエネルギー配分をどう分けていくかということをやっている。

しかし、このエネルギー分配の交渉の上で、ハマスの存在は絶対的に邪魔になる。そして、同じパレスチナ人でもハマスの存在を邪魔に思っているのは、ウエストバンクのパレスチナ政府だ。

だからイスラエル側がパレスチナ政府の前に人参をぶら下げる形で、ハマス排除に尽力させようとし、ガザを一掃できた時にはご褒美を与えるという密約があってもおかしくない。

しかし、そのハマスにジョージ・ソロスの財団が間接的に資金援助していたことを、最近、アメリカのニュースでも報道されてしまった。これに対してはイスラエル側も怒りの声をあげている。だから、同じユダヤ人同士でもこういう対立構造があることを知っておくべきだ。

つまりはお互いの権益争いなのだ。

カラー革命やウクライナでのマイダン革命も同じような背景であったことを思い出して欲しい。あそこでもここでも、アメリカのNED(全米民主主義基金)という団体が資金を出していた。

香港でも天安門でもウクライナでもイスラエルでも常にアメリカが裏でお金を出して分裂や対立を煽ることで火種を作っておくということをソ連崩壊からアメリカはやり続けてきた。

今、世界中で反グローバリズムの流れが大きくできているのは、世界の8割以上の国々がこのようなアメリカの卑怯な一極主義のやり方に「もういい加減にしろ!」腹が立っているからだ。

だから日本でも、

『時代遅れの政策を強行し続けるワシントンとそれに追随するだけの永田町の政治と一緒に地獄へ道連れにされたくない!』

と日本人の草の根保守が立ち上がったのが、昨今の大きな保守政治への期待なんだと思う。

これだけ同じことをやられ続けていたら、さすがに日本人も気づくだろうと思うのだけど、昨日のニュース記事では、日本の外相がウクライナにさらなる6500億円の支援金を送ると発表したことを報道していた。

電気代、水道代が上がり続け、庶民が悲鳴をあげている中、日本にはこんな余裕がどこにあるのだろう。

日本ファーストの政治をしてくれる政治家を1人でも多く送り出すこと、そのためには日本の危機を理解し、選挙にいく日本人を増やすこと、それしかない。

【今回は『ワシントンに道連れにされる永田町:ウクライナに支援し続ける日本』について語っていきました。最後まで読んで下さりありがとうございました。

沢山の方にシェアしたり、活動へのサポートを頂けたら励み💪になります!またツイッターでの発信もやっていますのでそちらの方も覗きにきてもらえたら嬉しいです。】

コメント

  1. アメ見た様、いつも素晴らしい記事をありがとうございます。

    >心から日本という国を大切に思い、未来へより良い日本を残してあげたいと思っている草の根保守は喧嘩などで無駄な時間を費やさず、粛々と「日本はどうすべきか」と日本目線で考え続けていくことが重要になるだろう。

    まったくその通りだと思います。

    今私が心底嘆かわしいと思っているのは、このネット環境が進み世代交代が進んでいるはずの現状においても、愛国心(国、国民を想う心)を欠片も持っているとは思えない人間ばかりが表で幅を利かせている状況です。

    すべての人間の意見考えが合致するなんてことはあり得ない。
    左派右派左翼右翼なんてのはその典型的な形の一つですが、それでも大前提として一致すべきことがある。

    それが愛国心。先人たちが築いてきた国とその国を形作る国民のことを大切に想える心。
    その心を持つ人たちがまだまだ日の目を見ないと日々感じながら憤っております。

    アメ見た様の記事を読むと毎度感心させられ、心が沸き立ってきます。

    今日は私にとって今年最後の休日なのですが、それでも少しずつコーディング…の息抜きにアメ見たさまの記事を見て、気持ちが抑えられずコメントをさせていただいた次第でございます。

    アメ見た様のような良識ある本当の意味で知性ある方々がもっと日の光を浴びて評価されるような環境サービスを構築したいと常日頃思い描き、牛歩ながらそのスタート地点に立つために少しずつ行動している最中でございます。

    いずれ来るべき時が来て、吉報を届けられたらと思います。

    ご多忙のところ恐縮ですが、その際はまたコメントを見ていただけますと行幸です。

    心から応援しております。

    良いお年をお迎えください。

    長文失礼いたしました。

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