もくじ
そろそろ飼いたいペット
我が家には二匹の猫がいる。
どちらも黒と白で一見すると「姉妹?」というくらい似た感じだが、全く血のつながりはない。
アメリカに永住している人はペットを飼うことを視野に入れる人が多いだろう。
わたしは昔から根っからの「イヌ派」で日本でも犬を飼っていたし、ネコにはあまり興味がなかった。
しかし、夫は超「ネコ派」で、実家では6匹以上の猫を飼っていたという。いや、正確には犬も4匹以上、ハムスターやフェレットやウサギや魚ととりあえず色々なペットと育ったそうだ。(どんだけ~!)
それはさておき、子供が大きくなるにつれて
「ペットが欲しい~!」というようになってきた。
大の動物好きのわたしたち夫婦も「まあ、そうだよね」という感じになってきた。
しかし、ペットを飼う時にわたしたち夫婦には鉄則がある。
ペット屋では買わない。
最近ではモール内にもペット屋がある。可愛い子犬達が人間の赤ちゃん用のベビーベッドの中に入れられて売られているのを見たことがある人がいるだろう。
殺処分される動物たち
アメリカでは毎年、物凄い数の動物が殺処分されている。
理由が酷いもので
1.飽きた
2.アレルギーと知らなかった
3.引っ越すことになった
4.小さい時は可愛かったけど大きくなったら可愛くなくなった
5.前から飼っていたネコとの相性が悪い
6.避妊していなくて子猫をたくさん産んだ
等々、本当に人間の身勝手な理由ばかりだ。
こういう動物たちはどうなるのかというと、施設に入れられる。そして、値段をつけられて、次のオーナーをガラスケースの中で待ってる。
それでも買い手が見つからない場合は殺処分となる。
なるべくそういう可哀そうな動物を減らすためにも、ペットはAdoptしたい。
私たちは旅行をよくするので、その度に誰かに預けたり、ペットホテルに預けるコストは馬鹿にならないということで、犬は諦めた。
ネコに決まり!
ネコを飼おうということは決まった。
次はどこでAdoptするかだ。
Adoptできる場所(ペット屋や動物保護施設)
Pets Mart
アメリカのペット屋さん(PETS MARTのような大手)には必ずネコのAdoptセンターがある。だいたいガラスケースの中に常にネコが入っているので、まずはそこに行ってみた。
値段はどの子も一定になっている。
子ネコ:$85 おとなネコ:だいたいその半額くらい
そしてこの値段には予防接種が含まれていて、全てのねこは避妊手術がすでに施されているからありがたい。
この中から「この子だ!」という好みの子にすぐに出会えたらラッキー。
次はその旨を伝えて、必要な書類を記入、提出して、お金を払えばよい。ペット屋から家に連れて帰る時に必ず必要とされるものはネコを入れるキャリアーだけだ。
わたしたちはそういうことを何回も繰り返した。何回も足を運んだ。
そうこうしている間、ネコを探しているという話を知り合いにしていると良い情報をもらった。
そういうペット屋以外にもアニマルレスキューのような施設が地元にはいくつかあり、同じように実際に見られるという。そういう所にも足を運んでみた。
しかし、なかなか運命の子に出会えなかった。
Adoptできる動物を見つけるサイト
すると、別の人から良いサイトがあるという情報をもらった。
「Petfinder.com」だ。
わたしたちの様に何度も施設に足を運ばなくても、
1.動物のいる場所(家からの距離からでも検索できる)
2.年齢
3.性別
4.種類
5.色
6.性格
7. その他の情報から検索がかけられ、写真が見られる。
その動物が今どの施設に保護されているのかも教えてくれるのであまり遠くまで行きたくない人は自分の家の近くから調べられる優れものサイトだ。
実際に動物保護施設に行ってみた
そのサイトを使って、可愛い子をみつけた私は早速その施設に行ってみた。
実はその施設に行って、愕然としたことがある。
ネコの部屋とイヌの部屋とその他小動物の部屋に分かれていたのだが、イヌの部屋に行った時に、どのイヌもキャンキャンと大声で泣き叫んでいた。
後から聞くと、イヌたちはAdoptされたくて、そこから出たくて、来る人間、人間に愛想を振りまいたり、自分を見てもらおうとするから出る行動らしい。そしてそこから人が出て行くと、悲しい顔でぐったりすると施設の人が言っていた。
ちょっと凹んだ。。。
それに比べて、ネコの部屋はそれと比べて至って平和な感じだった。
一つの部屋に子猫から大人のネコまで20匹くらいはいた。
私はすでにお目当てのネコがいたので、そのことを伝えて、見せてもらった。
写真のとおり、可愛い3か月のネコだった。その日は子供達も連れて行ったので、お気に入りのネコを抱っこさせた。
それぞれが選んだのは3か月のそのネコと4か月のネコだった。この二匹は同じガラスケースに入れられていた。
その時はネコを飼うことを内緒にしていたので(子供の誕生日に合わせてサプライズにしたかったので)一旦、帰宅した。
二人が学校に行っている間にわたしが一人で再度、その施設に足を運び、その二匹をAdoptすることを伝え、必要な書類に書き込み、手続きをした。その日はまだ引き渡せない(予防注射をしないといけないから)から後日、取りに来てくださいということになった。
子ネコ受取の日
そして言われた日の夜に下の子と一緒に施設に行き、簡易キャリアーを買って(そこの施設で4ドルで売っていた)二匹のネコを持ってきてもらった。またペット屋にネコを見に来ただけだと思っていたので、キャリアーに入れるのを見て
子:「え?持って帰っていいの?」
わたし:「うん。つれて帰るんだよ♪」
急に顔が明るくなった
帰宅途中はずっと自分の席の近くに置いてルンルン♪していた。
帰宅したら疲れて寝ていた上の子に
「お誕生日おめでとう~~!!!」
とキャリアーを渡した。
突然起こされてしばらくボーっとしていたが、事態に気付いた時の興奮ぶりと言ったら。。
箱から出た子ネコたちは早速、家の中を探索し始めた。(一匹はずっと隠れていた)
と、いうわけで我が家のネコ二匹とのドタバタ生活が始まり、始まり~。
ペットが欲しいなーっと思っている人は、是非この記事を参考して、Adoptしてくれたら嬉しいです。
そして運命の子に出会えたら、最期まで存分に可愛がってあげて下さいね♪
【今回は『そろそろ欲しいな~と考えている人は必読!:ペットはADOPTしよう!』について語っていきました。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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