もくじ
我が家のネコにノミ大発生
ああ、あの日の衝撃は今でも忘れられない。。
うちの猫がソファでごろんとしているのでお腹でもなでてあげようと、ナデナデしていると、茶色く小さなものが白いお腹をうごめいていた。。
ぎゃーーーーーー。
ノミだ~~~~!!!!
わたしはクモなどは全然怖くないし、問題なく触れるけれど、ノミとかシラミとかそういう小さいのが蠢いたり、早く移動したりするのは全然だめで。。。
家のネコはうちに来てから一度も外に連れ出したことがなかったので、どこからもらってきたのか、どうやって発生したのかも全くわからず。。
夫に言っても、昔から色々な動物を実家で飼っていた経験からまったく動揺しないし、
「大丈夫っしょ」
と全然、協力体制じゃない。
私「いや、大丈夫じゃないっしょ…」
一匹にうごめいていたということは、いつも仲良く一緒に寝ているもう一匹にもいるんだろうな。。
と恐る恐るチェックしてみたら、
やっぱり、いる~~!!!!
どうしよう、どうしよう。
子育ての様々な危機を乗り越えてきた私もネコを飼うのは初めてで知らないことが多いので、うろたえてしまった。
しかし、誰も協力してくれないのだからやるしかない。
リサーチ開始だ。
ノミについてリサーチ開始
まず家の中で飼っていて外に連れ出していないネコでもノミが発生することはあるらしい。(ガーン)
家の外から侵入することはあるし、外から帰った人についている場合もある。
つまり、運が悪かったということだ。
敵をしれ:ノミとは何ぞや
まず敵を知れということだ。
ざっと特徴をあげておこう。
- 体長1ミリくらい(血を吸うと少し大きくなる)
- 茶色い
- 動物の(人間も含めて)生き血を吸って生きている
- 人間が血を吸われている間は殆ど自覚できないが、しばらくしたらものすごい痒みでる(アレルギー反応)
- 蚊に刺されたような赤い虫刺されの跡がふくらはぎから下にあって、ものすごく痒いならノミの可能性が高い(ノミは床を跳んでいるが、人間に飛び乗る時はだいたいふくらはぎくらいまでしか跳ばないから)
- 物凄い跳躍力がある(小さいからだの割にすごい跳ぶ)
- 物凄いすばやく走れる
- 隠れんぼが大得意
- 一匹みたらあと20匹はいると思え(ゴキブリみたいだな)
- 繁殖力が強く、繁殖サイクルも早い
- 卵は小さくて肉眼ではほぼ見えない
ノミが発生した時には、、
1.早期であればあるほど有利
2.それ以上、数を増やさない対処をする
3.家を徹底的に掃除する
ノミ退治に役立つアイテム
ノミ退治にも色々なやり方がある。
自然なやり方が好みの私はとりあえずそれを先に試してみた。
DE Powder (Food Grade)
聞いたことがないパウダーだったが、カーペットの中にも卵を産むノミの退治にも役立つということで購入してみた。
なんか凄い量の重いのが届いた。。
パウダーの使い方・注意点
- 湿気を避ける
- 2週間ごとに撒く
- 庭仕事用の手袋とホコリ防止のマスク着用
- カーペットにまく前に丁寧に掃除機をかけておくこと
- まいたパウダーは3日間は放置する
- 三日後は掃除機をかけてもよい
- このサイクルを一か月は続けること
- このパウダーを直接、ネコの毛につけてもよい(目に入らないように注意!)その際は頭の後ろからお尻まで背骨の辺りにふりかける。
次に試した自然方法は
浅いお皿にろうそくでおとり作戦
これは「ノミが夜に活発に動き、明るいところに集まる」という習性を用いた作戦。
パイ皿のような浅いお皿にお水をはり、その真ん中にティーキャンドルをともしておく。それを家中に置いておくと、お散歩中のノミが光に惹かれてやってきてその火めがけて跳んだら水に落ちて溺死するというとても原始的なワナだ。
そんなアホな
と思いながらやってみたら。。
朝になったら驚くほど、釣れてる釣れてる。
でも問題点に遭遇。
ティーキャンドルってそんなに長い時間、燃えない。1時間くらいでろうがなくなって消える。
ということで私は考えた。
フェイクキャンドルでもいけるのでは?
というわけでフェイクキャンドルを購入した↓
これなら一晩中、明るい。
結果は、、
これでも効果は同じ。OK!
このワナは釣れなくなるまで続けた。
お風呂に入れる
さて、このように目にはよく見えないが家の中を徘徊しているであろうノミたちはこれで退治できるのが、ネコの毛皮の中にいるノミはどうするか。。
お風呂に入れる
という手が一番、自然派だろう。
お風呂にDawn食器洗剤を混ぜて、バブルバスみたいな感じにしてお風呂にいれるもの。ノミは水の中で生息できないので3分もつけていたら溺死する。
これができるネコはラッキーだ。
たまにお風呂にくつろぐネコの写真がインスタグラムであがっているが、あのようにお風呂好きのネコならこの方法が良い。
しかし、うちのネコは無理だった。
三人がかりで無理やり押さえつけてやっと三分。抑えた手を離したら跳んで逃げて行って家の中が水浸しという惨事に。
でも確かに死んだノミが体にたくさんついていたのは確認した。
しかし、あれほど怯えてしまってはネコが可哀そうだ。
この方法は仕方なく諦めた。
スポットオンの薬剤
結局、うちの場合は気付くのが遅れてけっこう大発生していたのもあって、即効性のある薬品に頼ることにした。
(もたもたしているとドンドンと増えていくらしいから)
リサーチの結果、
怖がりの我が家のネコにすばやくできるものとしてスポットオンが良いという結論に。
もうネコに住んでいるノミやノミの卵に対処してくれるし、即効性がある。
購入したのは一番評判がよかったAdvantageのもの。
サイズによって薬剤の量が変わるので気を付けて。
上のが5-9パウンドのネコ用で、下のが9パウンド以上のネコ用。
スポットオンの使い方
薬剤:とても小さなスポイトのような入れ物に入っている。
塗布の場所:はネコの首から背骨側の少し下の毛皮の下の皮膚
毛皮を分けて皮膚が見えるようにしておいて、そこにそのスポイトに入った液を全部注入。
嫌がったらだめなので二人がかりでするのをおすすめする。一人がネコの首を持って押さえながら、毛皮を分ける。もう一人がスポイト液を塗布。というように。
うちのネコは物凄く警戒して、液が皮膚についた瞬間にビクッとして逃げようとしたので、怖がりのネコは特に気を付けて。
これで終わり。
あとはこの薬剤がノミをやっつけてくれるのを願うだけ。
この薬剤は効果てきめんでそれからノミが激減して、ネコたちが痒そうにすることもなくなった。
ノミ予防の首輪
これだけではまだ不安なわたしは予防策として首輪をつけることにした。
購入したのはこちら↓
これは七か月間も効果が持続するので一年に約2回交換するだけでよいので気に入っている。ノミだけでなくチックも予防できるのでお外に出しているネコには役立つ。
レビューではこの首輪でネコの肌が荒れるとか、効果がないとかいう人の意見も目立ったが、うちのネコたちは何の問題もなく、特に嫌がる様子もなく一年以上が経っているので、(あれから2年近くノミは発生していない)これからも使い続けていくつもり。
ノミ専用のくし
さて、これでも不安な人へ。(わたしを含めて)
以下のような↓ノミを捕まえるくしを買っておこう!
目が細かい(以前のシラミの記事でもご紹介したような)くしで、いつものようにグルーミングすると、くしにノミが引っかかって取れるもの。
これだけでノミを全て取ってしまうアイテムとして使うというより、ノミが発生しているかどうかを定期的に確認する用に家にあったら便利なのでおススメ。
何より早期発見が決め手のノミ対策なので。
さて今回は我が家のネコに大発生したノミの対処法&役に立ったアイテムをご紹介しました。お役に立ったら嬉しいです。